第5回 その操作、実は逆効果? “スマホが遅い・重い”を一気に解決する基本メンテナンス術
― 知らないうちに電池を食い続ける“裏設定” ―

「何もしていないのに、
気づいたらバッテリーが減っている」
家電量販店の相談カウンターや、
スマホ相談の現場で本当によく聞く声です。
・アプリを使っていない。
・動画も見ていない。
・画面も触っていない。
それなのに、
電池だけが静かに減っていく。
実はその原因、
多くの場合は「故障」でも「バッテリーの寿命」でもありません。
設定が“ONのまま”になっているだけ
というケースが非常に多いのです。
① 何もしていなくても動き続ける「バックグラウンド通信」
スマホは、
画面を閉じていても裏側で動いています。
・ニュースの自動更新
・SNSの情報取得
・アプリの同期
・広告データの取得
これらが同時に行われていると、
電池は確実に消耗します。
特に注意したいのは、
「ほとんど使っていないアプリ」
「入れたまま忘れているアプリ」
こうしたアプリほど、
裏で勝手に通信していることがあります。
→使っていないアプリは、通信を制限する or 削除
これだけで体感が変わる方も多いです。
② 位置情報が「常にON」になっていませんか?
地図アプリや天気アプリ、
カメラ、SNSなど。
今のスマホは、
想像以上に多くのアプリが位置情報を使っています。
問題なのは、
設定が「常に許可」になっているケース。
これだと、
・移動していなくても
・アプリを開いていなくても
位置情報の取得が続きます。
おすすめは、
「アプリ使用中のみ許可」
「必要なアプリだけON」
に見直すこと。
→ 位置情報は便利ですが、
ONにしっぱなしにする理由はほとんどありません。
③ 同期・自動更新が多すぎる落とし穴
写真、連絡先、メール、クラウド。
同期はとても便利です。
ただし、
・常時同期
・複数サービス同時同期
になっていると、
これも電池消費の原因になります。
特に、
・写真・動画が多い方
・クラウドを複数使っている方
は要注意です。
→「本当に必要なものだけ同期する」
これだけで、バッテリーの持ちは安定します。
「便利」は、設定しないと“負担”になる
スマホはとても賢い道具です。
ですが同時に、
便利さの代償として、
電池と通信を使い続ける存在でもあります。
何も考えずに使っていると、
・電池が減る
・動作が重くなる
・発熱しやすくなる
という悪循環に入ってしまいます。
今日のまとめ|まずはここを見直してみてください
・使っていないアプリが通信していないか
・位置情報が「常にON」になっていないか
・同期・自動更新が多すぎないか
設定を変えるだけ。
買い替えも、修理も必要ありません。
それでも改善しない場合は、
初めて「バッテリー劣化」や「端末寿命」を疑えば十分です。
次回は、
「スマホが熱くなる本当の原因」をテーマに、
電池・動作・寿命の関係をわかりやすく解説する予定です。
「なんとなく不調」を
「ちゃんと理解できる」に変えていきましょう。
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