【第9回】パソコンを買った“あと”に差がつく初期設定5選

佐々木康仁

佐々木康仁

テーマ:パソコン

〜これを知らないと性能の半分しか使えていません〜


「ちゃんとしたパソコンを買ったはずなのに、
なぜか動きが遅い」「思ったより快適じゃない」

家電量販店やパソコン相談の現場で、非常によく聞く声です。

実はその原因、
パソコンの性能不足ではなく“初期設定のまま使っていること”がほとんどです。

今回は、
パソコンを買った“あと”に必ず見直してほしい初期設定を5つご紹介します。
どれも特別な知識は不要。
しかし、知っているかどうかで使い心地は大きく変わります。

① 電源設定は「省電力」のままになっていませんか?

ノートパソコンは購入時、
バッテリー優先=省電力設定になっていることが多くあります。

そのまま使うと

動作がワンテンポ遅い

アプリの起動がもたつく

「新品なのに遅い」と感じる

という状態になりがちです。

自宅や学校で電源につないで使うことが多い方は、
電源モードを「パフォーマンス寄り」へ変更するだけで体感が変わります。

② Windows Update、実は「途中止まり」が多い

「更新しています」と表示されていたので安心していたら、
再起動待ちのまま数週間放置されていた、というケースは珍しくありません。

これが起こると

・不具合が直らない
・セキュリティが不安定
・動作が不安定になる

定期的に
「再起動が必要です」と出ていないか
一度チェックする習慣をつけてください。

③ OneDriveの自動同期、知らないとトラブルの元

最近のWindowsは、
知らないうちにOneDriveと自動連携されています。

便利な反面、

・保存したつもりのデータが見当たらない
・容量がすぐいっぱいになる
・別のパソコンでファイルが消えた

といった相談が非常に多いポイントです。

「使う・使わない」を一度はっきり決めて、
同期設定を確認することが大切です。

④ セキュリティソフト、入れすぎていませんか?

メーカー製パソコンには

・体験版セキュリティ
・独自の安全ソフト

が入っていることがあります。

そこに別のセキュリティソフトを追加すると、
パソコンが重くなる原因になります。

実際、
「ウイルス対策を強化したら遅くなった」という相談は少なくありません。

何が入っているかを一度整理するだけで、動作が改善するケースも多いです。

⑤ メーカーアプリ、そのままにしていませんか?

最初から入っている

・使わないサポートアプリ
・起動時に立ち上がる常駐ソフト

これらが、
知らないうちにパソコンの動作を重くしていることがあります。

「消していいのかわからない」
その気持ちはとても大切ですが、
全部残す必要はありません。

整理することで、
起動時間も動作もスッキリします。

パソコンは「買って終わり」ではありません

最近のパソコンは性能が上がっています。
それでも、

初期設定のまま
なんとなく使い続ける

これだけで、
本来の性能の半分も使えていないケースが本当に多いのです。

「買ったばかりなのに快適じゃない」
「なんとなく不満がある」

そう感じたら、
今回の5つを一度見直してみてください。

少し手を入れるだけで、
“失敗した買い物”が“満足できる相棒”に変わることも珍しくありません。

次回は、

スペックは足りているのに遅いパソコンの正体
について、もう一歩踏み込んで解説する予定です。

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佐々木康仁
専門家

佐々木康仁(ITコンサルタント)

株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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