第2回:Core Ultra・Ryzen AI・Snapdragon X Elite の違いをわかりやすく解説
―― 家電量販店の現場で、本当によくある話

春が近づくと、
家電量販店のパソコン売り場には、
大学進学を控えた学生さんと、その保護者の方が多く訪れます。
その中で、私が何度も耳にしてきたのが、
「もっと早く知っておけばよかった」
という言葉です。
実はこの言葉は、
以前掲載したコラム
【緊急編】パソコン価格が上がる本当の理由
の取材や現場でも、同じように何度も聞いてきました。
・情報を知らなかったことで、
・選択肢が狭まってしまった
・結果的に高く買うことになってしまった
そんなケースは、決して少なくありません。
今回は、
これから大学生活をスタートする学生さん、
そして見守る保護者の方に向けて、
大学生がやりがちなパソコンの失敗例ベスト5 をお伝えします。
失敗①|「指定スペック」だけを見て安心してしまう
大学から配布される
「推奨スペック表」。
これは、
最低限これだけは必要
という基準であり、
快適に使えることを保証するものではありません。
現場でよくあるのが、
・授業資料を見ながら
・レポートを作成し
・ブラウザで調べ物をし
・オンライン授業にも参加する
といった同時作業で動作が重くなるケースです。
→大切なのは
「授業で使えるか」ではなく、
「大学生活で無理なく使い続けられるか」
という視点です。
失敗②|価格だけで決めてしまう
予算を抑えたい、
という気持ちは当然です。
ただ現場では、
・動作が最初からギリギリ
・メモリ増設ができない
・2年ほどで不満が出る
といった理由で、
在学中に買い替えを検討する学生も少なくありません。
→4年間使う前提なら、
「安く買えたか」より
「4年間ストレスなく使えるか」
を基準に考えることが重要です。
失敗③|重さを後回しにしてしまう
これは学生さん本人が、
あとから一番後悔しやすいポイントです。
・性能重視で選んだら重かった
・毎日持ち歩くことを想定していなかった
・結果、家に置きっぱなしになる
パソコンは
使わなければ意味がありません。
→ 目安としては
1.3kg前後まで。
これを超えると、日常的な持ち運びは想像以上に負担になります。
失敗④|「大学で使える」ことだけで判断してしまう
多くの学生さんは、パソコンを選ぶ時点で、
・大学からMicrosoft 365アカウントが付与される
・Officeは自分で用意しなくてよい
ということを、すでに理解しています。
そのため、
Officeの有無で迷うことは、ほとんどありません。
それでも起きる“今どきの失敗”
現場で実際によく見かけるのは、こんな判断です。
「大学指定の条件は満たしているから大丈夫」
「授業で使えるなら問題ないですよね」
このように、
“大学で使えるかどうか”だけで選んでしまう
というパターンです。
見落とされがちなポイント
「大学で使える」ことと、
「大学生活を通して快適に使い続けられる」ことは別です。
実際には、
・毎日の持ち運びを想定していなかった
・同時作業をすると動作が重く感じる
・使ううちにストレスが溜まってくる
といった不満が、
入学後しばらくしてから表面化する ケースが少なくありません。
失敗⑤|AI機能を「過信」または「完全に無視」する
最近よく聞かれるのが、
「AIパソコンじゃないとダメですか?」
という質問です。
結論から言うと、
多くの大学生にとっては“必要十分な性能”が正解です。
・AI機能は後から使える
・まずは安定して動くことが最優先
・高性能すぎても使いこなせない
→ AIはあくまで道具。
学びの主役は、パソコンではなく学生本人です。
まとめ|失敗を防ぐ一番のポイント
これらの失敗に共通しているのは、
「使う場面を具体的に想像できていなかった」
という点です。
・どこで使うのか
・どれくらい持ち歩くのか
・4年間どう付き合うのか
これを少し考えるだけで、
パソコン選びの失敗は大きく減ります。
家電量販店の現場では、
「もっと早く知っていれば…」
という声を本当に多く聞いてきました。
価格の動きや市場の背景については、
こちらのコラムで詳しく解説しています。
【緊急編】パソコン価格が上がる本当の理由
このコラムが、
これから大学生活を始める学生さんと、
それを支える保護者の方にとって、
後悔しない選択のヒント になれば幸いです。
■ すべてのコラムはこちら
https://mbp-japan.com/fukuoka/cncconsultingpro/service1/



