第1回 はじめまして、micro:bit!

micro:bitを授業や体験活動で使っていると、
必ず出てくる声があります。
「もう1台あったら、もっとできるのに」
そんな思いから、
Amazonでmicro:bitを追加購入しました。
実は、
micro:bitは2個あることで、楽しさと学びが一気に広がります。
今回は
「micro:bitが2個あると、何ができるようになるのか」
についてご紹介します。
そもそも、なぜ2個あると良いのか?
micro:bitは
ボタン・LED・センサー・無線通信を備えた
小さなコンピュータ。
1台でも十分楽しいのですが、
2台になると…
「ひとり遊び」から「やり取り・協力」へ進化します。
これは、
・ プログラミング的思考
・コミュニケーション
・チームワーク
すべてに関わる、大きなポイントです。
1.micro:bitが2個あるとできること
無線通信で「送る・受け取る」を体験
micro:bit同士は、
無線(Radio)通信 ができます。
例えば…
Aのmicro:bitでボタンを押す
Bのmicro:bitのLEDが光る
メッセージが送信される
「離れた場所でも情報が届く」
という仕組みを、体感的に理解できます。
これは
・スマホ
・IoT
・インターネットの考え方
につながる、とても大事な学びです。
2.micro:bitが2個あるとできること
対戦・ゲームが作れる
2台あれば、
対戦型プログラム も可能です。
例)
早押しゲーム
じゃんけん
得点を送り合うゲーム
「勝った・負けた」だけでなく、
・どうすれば公平になる?
・ルールはどう作る?
・バグが出たらどう直す?
といった
考える力 が自然に育ちます。
3.micro:bitが2個あるとできること
協力プログラムが作れる
対戦だけでなく、
協力するプログラム も作れます。
例えば…
2人同時にボタンを押すと成功
2台のセンサー値がそろったら動く
役割分担して一つの動作を完成させる
これは
・協調性
・話し合い
・試行錯誤
を学ぶ、絶好の教材です。
4.micro:bitが2個あるとできること
授業・体験活動がスムーズになる
教育現場では特に、
先生用
児童用
と分けられるのも大きなメリット。
・見本を見せる
・ すぐ試せる
・トラブル対応がしやすい
結果として、
授業のテンポが良くなります。
まとめ:2個目のmicro:bitは「世界を広げる1台」
micro:bitを2個にすると、
・遊び → 学びへ
・操作 → 仕組み理解へ
・個人 → 協力・通信へ
と、
体験の質が一段階アップ します。
今回の追加購入は、
単なる「予備」ではありません。
可能性を広げるための1台
これからも、
micro:bitの楽しさと学びを
実践を通して伝えていきたいと思います。
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