【完全版まとめ】生成AIコラム25本でわかる 「AI時代の学び・仕事・教育・PC活用」総集編
皆さん、こんにちは。CNCコンサルティングの佐々木です。
今回は総集編の第2回、「プロンプトってなに?」をテーマにお届けします。
■ プロンプトとは“AIへの指示書”
生成AIの世界でよく聞く「プロンプト」。
一言でいうと、
AIに伝える「質問(指示)」のこと。
しかし、ただの質問ではありません。
AIは“言われた通り”に答えるため、
言い方(=聞き方)次第で答えの質が大きく変わります。
実はこれが、生成AIを使いこなすための最大のコツ。
■ なぜ質問で答えが変わるのか?
理由はシンプルで、AIは「人の気持ち」を読みません。
代わりに、与えられた言葉をもとに“最適だと思う答え”を組み立てます。
例えば――
● 悪い例
「英語が話せるようになる方法を教えて」
→ 情報は出るが、“あなた向け”ではない一般論になりがち。
● 良い例
「64歳で英語が苦手な私でも、毎日10分で続けられる学習方法を、
『発音→フレーズ→会話練習』の順番で教えてください」
→ まるでパーソナルトレーナーのように、あなた専用の回答が返ってきます。
この違いが、プロンプトの力です。
■ プロンプトは「お店で店員さんにお願いする」のと同じ
たとえるなら――
家電量販店で「ノートパソコンが欲しいんですが」と言うより、
・予算は?
・使う目的は?
・写真編集?動画?
・重さは気にする?
・大きさは何インチ?
……と詳しく伝えたほうが、店員さんはぴったりの1台を選べますよね。
AIも同じ。
あいまいな質問 → あいまいな答え
具体的な質問 → 具体的な答え
になります。
■ 今日から使える!良いプロンプトのテンプレ
良いプロンプトは、たった3つの要素で作れます。
① 目的(何がしたい?)
例:
「英語の基礎を身につけたい」
「小学生でも理解できる説明を作りたい」
② 条件(年齢・レベル・状況)
例:
「英語初心者の64歳です」
「小学5年生向けのScratch授業で使います」
③ 形式(どの形でほしい?)
例:
「3つのステップで」
「表でまとめて」
「5つだけに厳選して」
「SNS140文字以内で」
▼ 具体例
悪いプロンプト
「プロンプトのコツを教えて」
良いプロンプト
「生成AI初心者向けに、仕事や教育の場で使える“プロンプトの基本5つ”を
箇条書きで、例文つきで教えてください」
結果の質が大きく変わります。
■ 教育・仕事・PC活用のすべてに“プロンプト力”が必須
ここ数ヶ月、私自身も
・小学校ICT支援
・家電量販店(Surface販売)
・生成AIアドバイザー
マーケティング支援
・SNSコラム執筆
・英会話チャレンジ
・Python学習
これらの活動すべてに「プロンプト力」が影響していると実感しています。
● 教育
→ 子どもに合った説明が作れる
→ ScratchやAI授業の理解が早くなる
● 仕事
→ 文章作成のスピードが激増
→ 会議資料・提案書の質が上がる
→ “悩む時間”がほぼゼロに
● PC活用
→ マニュアル作成からトラブル解決までAIが強力な味方に
生成AI時代は、
プロンプト=新しい読み書き能力
と言っても過言ではありません。
■ まとめ:プロンプトは「AI時代の必須スキル」
プロンプトは難しい技術ではありません。
むしろ、
・丁寧に
・具体的に
・自分の状況を伝えるだけ
これだけで、AIは“最高のパートナー”になります。
生成AIは、英語学習・プログラミング・教育現場・ビジネス・PC活用など、
どんな分野でも“あなたの力を何倍にも広げてくれるツール”です。
特に、幅広い業務や学びを日々こなす方にこそ、プロンプト力は大きな武器になります。
■ 次回予告
第3回:画像生成AIでできること|写真・イラスト・バナー制作の魔法
生成AIを使えば、プロのデザイナーでなくても、数秒で写真・イラスト・アイキャッチ画像を作ることができます。
SNSの投稿、YouTubeサムネ、学校教材、イベントバナー……
あなたの発信力と表現力が“魔法のように”レベルアップする世界を、具体例とともにお届けします。
■ すべてのコラムはこちら
https://mbp-japan.com/fukuoka/cncconsultingpro/service1/



