【第3回】3週目に見えた“停滞”…でも、それは挫折ではなく前進だった

佐々木康仁

佐々木康仁

テーマ:英会話

英会話を始めて3週間。


最初の勢いはあった。やる気もあった。
「よし、習慣化していくぞ!」と意気込んでスタートしました。

しかし——
気づけば、こんな自分がいました。

■ リスニングとリーディングはしている。でも…

毎日スマホや車で英会話音声を流し、
本を開いてリーディングも続けた。

「学びは止めていない」
これは胸を張って言える。

でも、ふと気づいたのです。

・ライティングができていない
・スピーキングもできていない
・文章を作る機会もない
・英語を“使っていない”

「あれ? もしかして……
進んでいるようで進んでない?」

そんな感覚が3週目で押し寄せてきました。

■ 正直に言うと、挫折しかけていました

英会話の4技能(読む・書く・聞く・話す)のうち
“できているのは半分”。

残りの“ライティング・スピーキング”が欠けると、
学びがどこか宙ぶらりんになる。

やった気になっているけれど、
実は“使う力”が育っていない。

これが現実でした。

英語は続けている。
でも前に進めていない気がする。

この感覚、英語学習者なら誰もが通る道です。
そしてその瞬間が一番つらい。

■ なぜ停滞を感じてしまうのか?

理由はシンプルで、

「インプットだけ続けても、能力は実感しづらい」

これに尽きます。

英語は料理と同じで
“材料を集めただけでは料理はできない”。
実際に作って(アウトプットして)初めて成果が見えるんですね。

だから——
リスニングとリーディングを続けても、
“使える英語”が増えないと成長を感じにくいんです。

■ 3週目で気づいた本当の収穫

停滞感はありました。
けれど、ふと振り返ってみると
確実に前に進んでいる自分もいました。

・英語を聞くことが日常になりつつある
・英語への抵抗感が減っている
・リスニングの“耳慣れ”が始まっている
・毎日英語のページを開こうとする自分がいる
・「今日はやらないと気持ち悪い」という感覚が出てきた

これはまぎれもなく “習慣の芽”。

結果はまだ見えなくても、
英語が生活に入り込んできた証拠 なんです。

■ 挫折しかけたからこそ、次の一歩が見えた

停滞に気づいたことは、むしろ前進。
なぜなら、

「足りない部分が見える=伸びしろが見つかった」

ということだから。

だから次の4週間はこう決めました。

■ これからの一歩:アウトプットを“1行だけ”でも入れる

・毎日1行だけ英作文(ライティング)
・1日1回だけ声に出して読む(スピーキング)
・聞いた音声の中から1フレーズだけ真似する

完璧はいらない。
続けられる量で、確実に前へ。

「続ける」ことこそ英語学習の最強の武器。

そう自分に言い聞かせながら、
第4週に向けてもう一度立て直します。

■ 学習記録サイトをつくりました


英語学習は「振り返り」があると圧倒的に続きやすい。
そこで、日々の学びを記録するための専用サイトを作りました。

英会話 学び直し記録サイト
https://sites.google.com/cncconsulting.biz/study-english-conversation/

自分の足跡が見えると、やる気はさらに強くなります。

次回予告|第4回


停滞から一歩前進!“1行アウトプット習慣”の効果は?

小さなアウトプットを実践して、
どれだけ変わったのか?
リアルな変化をお伝えします。

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佐々木康仁
専門家

佐々木康仁(ITコンサルタント)

株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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