第3回:OSを入れてみよう!セットアップの第一歩

こんにちは!
ICT教育支援アドバイザーの佐々木です。
今日から新しく始まる連載
「micro:bitでひらめき工作」シリーズでは、
小学生のみなさんが “ワクワクしながら学べる電子工作” をテーマに、
micro:bit(マイクロビット)と仲良くなる方法をお届けします。
● micro:bitって、なんだろう?
micro:bit は、手のひらサイズの小さなコンピューター。
学校の授業でも使われ始めていて、世界の子どもたちが“プログラミングの最初の一歩”として楽しんでいます。
たった 8g の小さなボードに、こんな機能がつまっています。
・LED(光るランプ)
・ボタン(A・Bの2つ)
・加速度センサー(ふったり傾けたりを感じる)
・温度センサー
・明るさセンサー
・無線通信(トランシーバーみたいに送受信できる)
「えっ、小さな板なのにこんなにできるの!?」
と思ってしまうほど、可能性の宝箱です。
● 何ができるの? これだけできます!
micro:bit があると、こんな工作が簡単に作れます。
・ふると絵文字が変わる“ふりふりおみくじ”
・暗くなると光る“ライトアラーム”
・友だちとメッセージを送り合える“無線チャット”
・温度で知らせる“暑さチェッカー”
使うのは、ブロックを並べていくだけの簡単プログラミング。
文字を打つより 「レゴで組み立てる」 という感覚に近いので、小学生でもすぐにできます。
● 言葉ではなく“体験”で覚えるのが micro:bit の良さ
ICT教育の現場で多くの子どもたちと接してきましたが、
micro:bit で一番良いのは、「手を動かしながら自然に学べる」ことです。
・ふる → 何かが起きる
・ボタンを押す → 光る
・明るさが変わる → 動きも変わる
こういった“体験の積み重ね”が子どもたちの理解を深め、
「もっと作りたい!」という気持ちにつながります。
● 第1回のきょうは“micro:bitと仲良くなる日”

まずは、micro:bitを手にとって、
後ろ前・上下をじっくり見てみるところから始めましょう。
見るだけでOK!
今日の目標はひとつ。
『micro:bitって楽しいかも!』
そう思ってもらえることです。
● 次回予告|第2回 光るハートを作ろう ― LEDを動かす最初の一歩
次回は、いよいよ micro:bit の魅力でもある LEDを光らせるプログラム に挑戦します。
「ハートを光らせる」「アニメーションを動かす」など、
一番ワクワクするステップに進みますよ!
お楽しみに!
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