押入れから蘇る“あの興奮”『湾岸ミッドナイト』
自然と向き合う時間が、仕事の感性を磨いてくれる。
久留米の筑後川での釣りから感じた“焦らない力”と“観察する心”。
AIやICTの世界で働く中でも、この感覚が大切だと改めて気づきました。
先日、久しぶりに竿を持って川へ行ってきました。
場所は地元・久留米の筑後川。ゆったり流れる川の音を聞きながら、仕掛けを投げて待つ――
この「待つ時間」こそ、釣りの醍醐味です。
仕掛けを入れて6時間経ってもまったく反応なし。
「今日はダメかな」と思ったその時、竿先がググッとしなりました。
思わず全力で引き上げたら…このサイズ(草魚 1m2cm)です!(笑)
久留米・筑後川で釣れた大物との記念ショット。
自然の力を感じる瞬間でした。
釣りをしていると、自然の変化を感じ取る感覚が研ぎ澄まされます。
風の向き、水の流れ、雲の動き。
「焦らず」「観察して」「次を読む」。
この3つが釣りのコツであり、実は仕事にも通じる大事な力だと感じます。
私はふだん、生成AIやICT教育の支援を行っています。
AIも最初から正解を出してくれるわけではありません。
こちらの問いかけ方を工夫しながら、反応を見て、少しずつ最適な答えに近づけていく。
この過程は、まるで魚との駆け引きのようです。
釣りの時間は、私にとってリセットの時間でもあります。
自然と向き合うことで、頭が整理され、新しいアイデアが生まれる。
AIやデジタルの時代だからこそ、
たまにはアナログな自然の中に身を置くことが、
人間らしい感性を取り戻すきっかけになるのかもしれません。
「焦らない」「よく見る」「工夫する」――
そんな釣りの学びを、これからも仕事にも生かしていきたいと思います。
著者プロフィール
株式会社CNCコンサルティング 代表
新ハイブリッドマーケティングコンサルタント
生成AI活用アドバイザー/ICT教育支援コンサルタント
佐々木 康仁(ささき やすじ)
生成AIの活用支援やICT教育現場でのアドバイスを行いながら、
「人の力 × AIの力」で地域と教育をつなぐ活動を展開中。



