2月は暇で忙しい、戦略立案のすすめ

私はこれまで、
モスバーガー、家電量販店、インターネットカフェ、そして中洲のバーなど、
さまざまな業態で20年以上にわたり店舗運営に携わってきました。
そのうち16年間は店長として現場の最前線に立ち、
数えきれないほどのスタッフ、お客様、経営課題と向き合ってきました。
振り返ってみると、店長としてのキャリアは“成功”よりも“失敗”の連続でした。
理想と現実のギャップに悩み、
数字と人のバランスを取り損ね、
何度も立ち止まりながら、少しずつ前に進んできました。
それでもこの仕事を続けてこられたのは、
「現場にはすべての答えがある」
という確信があったからです。
■ 変化の時代にこそ、マネジメントとマーケティングの“原点”
今の時代、AIやSNSなど、便利なツールがどんどん登場しています。
私自身も生成AI(ChatGPTなど)を活用し、
業務効率化や販促企画の支援を行っています。
しかし、どんな時代でも変わらないものがあります。
それは――
「人が人を動かす力」です。
スタッフとの信頼関係、
お客様への小さな気づかい、
数字の裏にある“人の物語”。
こうした“人間力”があるからこそ、
マネジメントもマーケティングも生きたものになるのです。
■ この連載で伝えたいこと
このコラム連載では、
私が20年以上の現場で得た知識・経験・ノウハウを
「店長」「リーダー」「マネージャー」を目指す方に向けて、
わかりやすくお伝えしていきます。
テーマは「マネジメントとマーケティング」。
しかし、単なる理論ではありません。
現場の泥臭い失敗や、スタッフと泣き笑いした日々の中で掴んだ、
“生きた知恵”を中心に書いていきます。
そして最後には、
「成功よりも継続」というメッセージを伝えたいと思っています。
■ 読者の皆さまへ
このコラムは、私自身の経験の整理であり、
同時に、これから現場で挑戦する方々へのエールでもあります。
・これから店長になる方
・チームをまとめる立場に悩む方
・人と数字のバランスに苦しむ方
そんな方に、少しでもヒントや勇気をお届けできれば嬉しく思います。
■ 連載タイトル
「現場で磨く!マネジメントとマーケティングのリアル」
〜20年の店舗運営から学んだ“人と数字を動かす力”〜
次回から10回にわたって、
“現場に根ざしたマネジメントの本質”をお届けしていきます。
どうぞ楽しみにお読みください。
著書紹介
このコラムの内容は、著書
『新米店長の道しるべ:16年の失敗と成功から学ぶ』
(著:佐々木 康仁/出版社:CNCコンサルティング出版)
をもとにしています。
20年にわたり飲食・小売・サービス業の現場で店長として学んだ「リアルな経験」と、
そこから生まれた実践的なマネジメントとマーケティングの知恵を一冊にまとめました。
・店長として悩む方
・これからリーダーを目指す方
・人を育てたい経営者・マネージャーの方
そんな方々に“明日から使えるヒント”を届ける内容です。
AmazonやKindleで好評発売中。ぜひお手に取ってみてください。



