第4回:快適操作!キーボード/ショートカット/入力効率を上げる方法
はじめに
家電量販店などで「パソコン」と「クロームブック」を見かけたとき、
「どっちがいいの?」「何が違うの?」と感じたことはありませんか?
実は、この2つは“見た目は似ていても中身はまったく別物”です。
この記事では、初心者にもわかりやすくその違いを解説します。
1.まず、OS(基本ソフト)が違う
一般的なパソコンには「Windows」や「macOS」が搭載されています。
一方、クロームブック(Chromebook)はGoogleが開発した「ChromeOS」で動いています。
・Windowsパソコン:WordやExcel、Zoomなど、幅広いアプリを使える。
・Mac(macOS):デザインや動画編集など、クリエイティブな作業に強い。
・Chromebook(ChromeOS):Googleドキュメントやスプレッドシートなど、
クラウド中心のシンプルな仕組みで動く。
つまり、クロームブックは「インターネットにつながることで力を発揮するPC」と言えます。
2.使えるアプリの違い
WindowsやMacでは、ソフトをインストールして使います。
たとえば「年賀状ソフト」「会計ソフト」「ゲーム」など。
クロームブックでは、基本的に「Google Chromeブラウザ」や
「Google Playストア」からアプリを利用します。
WordやExcelも“オンライン版”を使えば問題なく操作できますが、
一部の高度な機能は制限されることがあります。
3.保存のしかたが違う
パソコンは本体の中(ハードディスクやSSD)にデータを保存します。
一方、クロームブックはGoogleドライブなどのクラウド保存が基本です。
だから、どの端末からでもログインすれば同じデータを開けます。
端末が壊れても、データはクラウド上に安全に残ります。
4.価格とメンテナンスの違い
クロームブックはシステムが軽く、構造もシンプルなため、
一般的なパソコンより価格が安いのが魅力です。
また、ウイルス対策もGoogleが自動で行うため、
初心者でも安心して使えます。
一方、Windowsパソコンは幅広い用途に対応できますが、
定期的なアップデートやウイルス対策ソフトの管理が必要になります。
5.どんな人におすすめ?
利用目的おすすめ機種
・Word・Excel・Zoomなど仕事全般 Windowsパソコン
・写真・動画編集、デザイン Mac
・学校での学習、ネット検索、メール、YouTube視聴 Chromebook
特に最近では、小中学校でクロームブックを使う「GIGAスクール構想」が進んでおり、
子どもたちの学びの現場でも広く普及しています。
まとめ
パソコンとクロームブックの違いは、「できることの範囲」と「使い方の方向性」にあります。
・クロームブックは“オンライン中心の軽快なパソコン”、
・WindowsやMacは“多機能な仕事用パソコン”と考えると分かりやすいでしょう。
あなたがどんな目的で使いたいのか――
そこを明確にすれば、自分にピッタリの1台が見つかります。



