GIGAスクール時代に作ったScratch作品を振り返る
小学校で学ぶ「国語」は、すべての学習の土台となる大切な教科です。
読む・書く・話す・聞くという言語の基本的な力を育み、論理的に考える力や、豊かな感性を養います。物語を読みながら登場人物の気持ちを想像したり、自分の考えを文章にまとめて発表したりすることで、子どもたちは人とつながる力を身につけていきます。
では、この国語の学びに「ICT教育」を組み合わせたら、どんな変化が生まれるのでしょうか。
国語の基礎がもたらす効果
まず国語単独での学びは、
・言葉の力を育て、学習全般の基礎を作る
・文章を通じて論理的に考える力を養う
・作品に触れることで感性や想像力を広げる
・作文や発表で自分の考えを伝える表現力を高める
といった効果があります。これらは将来、社会に出たときの「伝える力」や「理解する力」の根幹になります。
ICT教育を組み合わせると広がる可能性
国語にICTを取り入れると、学びはさらに広がります。
・タブレットや電子教材を活用し、多様な資料に触れられる
・児童自身がクラウド上で意見をまとめ、友達と共有・協働できる
・デジタルで作文を残すことで、修正や成長の過程を振り返れる
・インターネットを通じて情報の信頼性を見極める力(情報リテラシー)が育つ
・発表をスライドや動画にまとめ、より豊かな表現方法を学べる
つまり、「国語単独」では言葉の力を磨き、「国語+ICT」ではそれを現代社会で生かす力へと発展させられるのです。
まとめ
国語教育が育てるのは基礎的な言語力と考える力。そこにICTを組み合わせることで、子どもたちは 協働性・情報活用能力・デジタル表現力を身につけることができます。
これからの社会を生き抜く子どもたちにとって、国語とICTの融合は欠かせない学びの形になっていくでしょう。



