ChatGPTと共に歩んだ出版体験 ― 90％をAIで仕上げた本

私はこれまでにAmazon Kindleで数冊の本を出版してきました。そのうちの一冊は、実は 全体の約90％をChatGPTで作成した文章 をもとに構成しています。

「AIが書いた本？」と驚かれる方もいるかもしれません。しかし、実際に取り組んでみると、これは単なる効率化ではなく、人間とAIが共に作り上げる新しい出版の形だと強く感じました。

AIが担った90％の役割

ChatGPTには、私の頭の中にある断片的なアイデアを整理してもらい、章立てや文章の骨組みを作ってもらいました。
たとえば、生成AIの基礎解説や、日常やビジネスでの活用法といった部分は、AIがスピーディーにまとめてくれます。これにより、執筆の流れが格段にスムーズになりました。

人間が担った10％の役割

一方で、私自身の体験談や読者に伝えたい想い、言葉の「温度感」はAIには表現できません。そこは人間が補い、最終的な形に仕上げていきました。つまり、AIは道具であり、著者の考えを引き出す「伴走者」として機能したのです。

出版を通して気づいたこと

この経験を経て私が学んだのは、AIは人間を置き換えるものではなく、人間の可能性を拡張する存在だということです。
もし一人で執筆していたら膨大な時間がかかり、出版まで到達できなかったかもしれません。しかしAIの力を借りることで、スピード感と客観性が加わり、本を世に送り出すことができました。

これからの時代、執筆や出版に限らず、AIをどう取り入れるかが一人ひとりの活動の幅を決めていくでしょう。
私の出版体験が「AIを活用する第一歩」を踏み出すきっかけになれば幸いです。

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