本当の成功体験は失敗すること
元、ICT支援員の佐々木です。ICT教育に約3年半携わりました。
長らくビジネスの世界で活動してきて、教育に関することには触れてこなかったのですが、
縁あってICT支援員として小学校と中学校のICT教育のサポートを行う中で、現状の教育の問題点が見えてきたように思います。
「石橋を叩いて渡る」ことわざにありますよね。
頑丈な石橋を叩いて確認しながら渡ると日本人ならではのことわざだと思います。
この精神が日本人のものづくりにも現れていて「壊れない・長持ち」の製品を数多く発明してきました。
外国人の考えは少し違っていて「とりあえず作ってしまおう。何か問題が発生したら都度対応しよう。」と
失敗を恐れず何事にもチャレンジします。
「石橋を叩いても渡らない」
失敗を恐れてチャレンジさえしない日本人が多くなってきているように思います。
一つに日本の教育にもあると考えます。日本の教育では極端に「失敗」を恐れます。
失敗は悪だと植え付けられているように思います。
なので1度でも失敗すると「自分はだめな人間だ」と考えて、チャレンジしなくなります。
チャレンジしなければ「成功」も「失敗」もありませんよね。
その点、佐々木は「ダメ人間」で何をやっても失敗続きな人生でしたが、チャレンジだけは怠りませんでした。
63歳の現在では「失敗」の中から少しずつスキルを身につけ、多少「成功」を導き出せるようになりました。
どれだけ成績が良くても、どれだけいい学校を卒業しても、どれだけいい会社へ入っても、
「失敗を糧として自分の成長に繋げられるチャレンジャー」でなければ、この流れの早い時代では取り残されてしまいます。
「チャレンジし失敗しても、その経験はプラスだよ。」
そのように先生方には子供たちに教えてほしいと願っています。