- お電話での
お問い合わせ - 0897-43-6371
コラム
折れ込んだ木ネジ(ビス)を取り除く方法
2022年4月20日
「土岐さん、折れ込んだ木ネジ(ビス)を取り除けますか・・・?」
愛媛県西条市・W様がテーブルを持ってご来店いただきました。
折れ込んだ木ネジ(ビス)は、テーブルの幕板と脚を取り付けするための金具を固定している木ネジ(ビス)でした。
修理作業前/幕板を取り外しました。
まず初めに、作業を進めやすいように金具と幕板を取り外しました。
この状態ですと、プライヤーやペンチ、ネジザウルスを使っても折れ込んでいる部分を掴めません。
修理作業中①/折れ込んだ木ネジ(ビス)周辺の削り出し作業
こんな場合は、のみや彫刻刀で木ネジ周辺部を最小限に削り取ります。
今回は、彫刻刀の丸刃で削り取りました。
修理作業中②/折れ込んだ木ネジ(ビス)の抜き取り作業
エンジニアさんのネジザウルスを使い抜き取っていきました。
私は、エンジニアさんの出している工具が好きでたくさん持ってますが、今回は、写真右から3番目のネジザウルスを使いました。
折れ込んだ木ネジ(ビス)を抜き取った状態です。
修理作業中③/穴の埋め木作業
次に、削り出した穴を埋め木していくため、穴を整えて、直径8mmのダボを用意しました。
続いて、接着剤とともに直径8mmのダボを打ち込みました。
今回の作業で使っている道具たちです。
取り外した金具などは箱に入れて無くさないようにしています。
飛び出ているダボを、“あさりの無い横切りのこ“ で切り取っていきました。
修理作業後/新しい木ネジ(ビス)をねじ込み完成しました。
作業ができあがった幕板を天板に取り付けし、金具を元通りに取り付けて完成しました。
愛媛県西条市・w様、ご依頼いただきありがとうございました。
関連するコラム
- 「キズだらけの応接テーブルも直りますか・・・?」 2021-07-14
- 「お母さんが使ってた学習机を、ぼくも使いたい・・・。」 2020-12-20
- 今年下半期、印象に残った家具修理作業/ダイニングテーブルのひび割れ修理 2020-12-30
- 「永年使ったリビングセットの木部のシミを、リフォームに合わせて直したいです。」 2021-05-08
- 「24年前に購入したソファーの修理が可能かどうかご連絡しました。」 2021-02-04
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
土岐泰弘プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
「マイベストプロ愛媛を見た」とお電話ください。
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
土岐泰弘のソーシャルメディア