業務改善やIT人材の育成を目指してDXを推進する企業を、技術面からサポート（1/3）

Excel業務をWebシステム化するニューコム社製の「dbSheetClient」の活用を支援

　「企業さまがDX（デジタル・トランスフォーメーション）を推進するには、業務の見直しと、社内の人材育成が重要です。IT人材の不足により、複雑化・ブラックボックス化している既存システムのメンテナンスができず、多額の経済損失が発生すると言われている『2025年の崖』は、目前に迫っています」

　そう語るのは、愛媛県宇和島市に拠点を構える「テクノユージェイ」代表の前田景志さん。ソフトウエア開発やIT技術者の育成に取り組んでいます。
　特に力を入れているのが、社内業務システムの内製化。ITソリューション企業「ニューコム」が提供するソフトウエア「dbSheetClient」を用いて、自社に即したアプリケーションを作成するノウハウをセミナーなどで伝えています。

　前田さんらが企画・開発に参画した「dbSheetClient」は、ExcelやAccessの機能をWebシステムにレベルアップできるツール。データを集約することができ、大企業を中心に600社以上が、予算、生産、在庫管理などに活用しています。

　「処理スピードが上がるため、これまで1、2週間かかっていた集計作業が、数十秒から数分程度で終えられるようになったケースもあります。さらに、サーバーのデータベースに保管することで、セキュリティーも向上もします。業務の効率化に加え、このセキュリティー面を高く評価していただき、複数の金融企業さまが採用してくださっています」

　ExcelやAccessの入力画面は引き継がれるため、操作性を損なわず、運用のための社員教育のコストを抑えられることも利点です。

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