手元・足元のケアで、大人の女性としての自信や華やぐ気持ちを応援（2/3）

本来の健やかさを損なわず悩みに応えるために、ハイレベルな技術と専門性を追求

　「本来の健やかさを保ちながら、爪のおしゃれを楽しんでほしい」と語る谷岡さん。

　日常的につけ爪をしている人の半数以上が細菌による“グリーンネイル”経験者か予備軍と言われる状況に「ネイリストが提供するサービスによって悪化が進んでしまうとすれば、あまりに心苦しい」と対処法・予防法を求めて猛勉強。
　全コースに、カビや菌から爪を守る“Lubicate（ルビケイト）”による予防工程を導入するなど、新しい技術や用材を率先して取り入れています。
　
　「仮にトラブルが起きた際にも、しっかりと受け止め、対応できます。あきらめずにご相談ください」と自信をのぞかせます。

　もともとエステティシャンとして美容業界にデビューした谷岡さん。スキルの一つとしてネイル技術を学ぶうち、その奥深さに魅了されます。
　
　「自己流でも楽しめるネイルの世界。でも学べば学ぶほどお客さまの体の一部に触れ、日常生活を快適に彩るためには、プロとしての圧倒的なスキルと矜持（きょうじ）が必要と思い知りました。一時の見た目だけきれいにすればOKというわけにはいきません」

　おしゃれが目的で訪れる人の中にも、自己流のケアによって不具合が生じたり、体質や行動の癖などにより、さまざまなトラブルや痛みに悩まされているケースが目立ち、危機感を抱き始めます。

　「プロ中のプロになる」と覚悟を決めて独立。自宅の一室に独立したサロンを設け、看板を揚げたのでした。

　さまざまな相談が寄せられるたび、宿題に挑むつもりで研究すること10年以上。
　「おかげで指導者として活動できるほどの知識とスキルを積み重ねることができました。もちろん現在も学びの姿勢は継続中です」