浮気をされたら
本日は,不貞行為を理由とする損害賠償請求訴訟の
弁論準備期日に行ってきました。
不貞とは,既婚者がパートナー以外の異性と肉体関係を
持つことです。
戦前の刑法では,夫のいる「女性」が浮気をすると姦通罪という犯罪になり,
懲役刑に科されたりしていました。
妻のいる「男性」が浮気をしても何の犯罪にもならないのに,です!
男女平等の今の世の中では考えられませんね。
今では不貞は犯罪とはなっていませんが,
浮気をされた側の配偶者は,不貞という違法な行為によって
精神的な苦痛を被ったのだから,他方の配偶者と浮気相手に
対して損害賠償を請求することができる,ことになっています。
ただし,不貞行為があったことの証拠がないと裁判では勝てません。
興信所に頼んでラブホテルに入るところを写真に撮ってもらったり,
浮気をしたことを自ら認める書面にサインしてもらったり,
するようなことが多いでしょうか。