人工骨頭:50代女性:障害厚生年金3級
相談者:愛媛県S市
傷病名:線維筋痛症
申請日:令和2年6月26日
支給決定日:令和2年9月11日
【相談状況】
H20年に交通事故にあわれてムチウチになりました。
当初は普通のムチウチと同じような症状で、痛み止めやリハビリによる治療を継続していたのですが、ある時突然強い痛みと共に、全身の倦怠感に襲われました。
その後も病状は進み自分の体の重みですら痛みを生じるようになり同じ姿勢で座っていることや、眠ることも出来なくなっていました。
線維筋痛症のステージはⅢで、少し大きめの鍋やフライパンも持つことが出来なくなったそうです。
また、音や光の刺激に敏感でご自宅を新築するにあたっても防音素材を使用したり窓を2重にしたりと苦労されていました。
【サポート】
線維筋痛症による痛みや倦怠感は他人には伝わりづらいものばかりです。
そこで、病気になってから現在までの病状の変化や病気によって困っている事柄について詳しくヒアリングを行いました。
どのように表現すれば主治医の先生や認定医の先生に伝わりやすいか考えながら文章にまとめました。
【結果】
障害厚生年金2級 報酬比例部分243,942円 加給年金224,900円
障害基礎年金2級 781,700円
合計年金額1,250,542円
【補足・感想】
自分では何をどうしたらよいかわからなかった状況から障害年金を受給できることになり大変喜んでいただくことが出来ました。
病状や生活面でのご苦労を詳しく教えていただくことで良い結果につながったのだと思います。
愛媛・香川障害年金相談センター 所長大西