脳梗塞、失語症:60代男性:障害基礎年金1級(併合認定、さかのぼり1級獲得)
★復職して仕事をしていても障害年金が受給できるケースと、出ないケースがありますが、今回のケースは以下のとおりです。
【相談状況】
・右被殻出血を一昨年秋に発症しました。
・左半身麻痺のため、日常生活に支障をきてしています。
・元の身体に戻らないのは仕方ないが、その分障害年金制度を利用できるのであれば申請したいと希望されました。
・休職後、復職しており、現在は就労中です。
・就労中の状態でも、障害年金受給可能か? 私ども愛媛香川障害年金センターに相談。
【申請にあたっての懸念点】
・復職して現在は働いていること
・しかも、管理職であり給料も高額であること
【サポート内容】
・上記の懸念点2点をどうするか。
・管理職で給料も高額だった為、職場の配慮の有無やヒアリングをして、詳細に申立書を作成しました。
・追加で陳述書を作成して提出しました。
・その他、日常生活に支障をきてしていることを私どもから診断書依頼文書で詳細に説明しました。
・主治医の先生からの診断書にも記載いただきました。
【結果】
・復職して就労中の懸念点もクリヤーして、障害厚生年金2級の受給決定がおりました(年額2,285,354円)
【感想】
・ご本人様も就労しているので、障害厚生年金の受給は難しいかもと思っていたようでしたが、障害厚生年金2級の受給できて、とてもよかったとのことでした。
・今回は脳疾患からの肢体の障害でのアプローチが受給決定の決めてだったように思います。障害年金のプロとしてお役にたててよかったです。
愛媛・香川障害年金相談センター 大西