建設会社の経営改善の実務 / 経営改善計画書と銀行や支援機関や公的機関の人たち / 事業再生と企業再建の経営コンサルタント
《1億円未満の会社の再生》
昔、3億円の売上高だった。
そんな建設会社や運送会社が2代目3代目で1億円未満の事業規模になった。
それで、赤字になっているが社長は事務所で経営者をやってる( ̄▽ ̄;)
金融機関さんや支援機関さんから経営相談の派遣依頼がある。
なにかいい改善指導をしてくれませんか?
こんな会社の業績改善は簡単である。
社長が現場で作業をする。そうすれば、
外注費や労務費を4百万円、外にお金を出さなくてすむ。
それができれば確実に黒字になる。
社長が現場に出れば、
現場の甘えやロスも防げるので、
かなりの利益率改善になる。
ただ、こんなことでV字回復である。
説明するまで、金融機関も気づかない。
原価がどうとか粗利益率がどうとか決算書をみて分析している。
5千万円の運送会社で社長がドライバーやれば、かなりの利益が改善する。
1億円未満の会社の社長が、
隣の3億の会社の社長をみて、
なんちゃって社長像を夢見てはいけない。
格好悪い?、そんなことで利益を失ってはいけない。
こんなことが経営改善である。
これが現実である。
やるかやらんかは社長の気の持ちようだけである。