現場での再生実務と実効支援 / 経営改善計画書と伴走型実効支援 / 建設業専門の経営コンサルタント
《コンサルへの敵対心と嫌悪感なのか?》
建設会社は申告の時期なので、
赤字会社からも黒字会社からも、
いろんな相談がある。
息子に株式を渡したいという相談を先生にしたら、
今なら株価が0円なので社長の分をすべて渡しますか?
そうされたら、いいですよ!
お金と税金の話からしたら、
そうなんだろう?...
前提条件として、社長が先生に言っているのは、
・息子は手伝って2年、続くかどうか、まだ不明。
・まだ、会社の借り入れも多いので、役員にしない。
・連帯保証人を求められても可哀想なので、今は取締役にしない。
足し算と引き算と税務申告しかしない、
企業側のことでなく税務署よりのポチ先生の典型なので、
少し心配になり私に相談。
当然ですが、債権者側のことを考えると、
息子のことを考えると、今は株式移動をするべきではない。
・株を渡すなら、50%未満、できれば30%未満の譲渡
・会社を継ぐ意志と連帯保証人をする覚悟
・将来に株価がプラスになっても、毎年の非課税の贈与の範囲で、株は十分に非課税で渡せる
ということで、社長はわかりやすく納得。
今なら株価が0円という話もわかりますが、
その話で将来のリスクもあり、
経営者の家族が何を一番に不安に思っているのかを理解して相談回答をしないとね…
この先生、決算とか経営とかに何かとアドバイスをしているコンサルに
「コンサルごときが…」
「コンサルなんて…」と、
社長夫婦に言っているみたいですが、
先生に聞いても必ず私にもセカンドオピニオン相談をしてきます。
相談対応は、
自分の専門職務の範囲でなく、
相手の心配の根幹を理解して対応しないと…