カウンセリングを受けるタイミング
オンラインカウンセリングの便利さ
コロナ禍でZOOMなどのオンライン会議システムを多くの人が抵抗なく利用できるようになって、カウンセリングもオンラインのニーズがかなり高まりました。現在では私のカウンセリングも8割がオンラインになっています。もちろん対面の良さもあるので初回は相談室に来てくれて、100日カウンセリングで継続のカウンセリングをオンランにするといった選択をさせる人も少なくありません。
オンラインのニーズが高まったので、海外からのオンラインカウンセリングも増えました。アメリカなどは主治医を持つように、カウンセラーを持つという文化もあり、気軽にクリニックに行くのと同じような感覚なのでカウンセラーも沢山いると思いますが、私に連絡をくれるのは国際結婚している日本人です。やはり英語でカウンセリングを受けるよりも日本語で受けたいと思うのと、日本人ならではの感覚もあるので日本人のカウンセラーが求められるのだと思います。
これまでに、アメリカ、フランス、オーストラリア―、メキシコと多くの国からカウンセリングのご依頼がありました。
国際結婚の難しさ
実は私自身も国際結婚をしています。それもあって、私を選んでくれる人が多いのだと思います。国際結婚の難しさは経験してみないとわからないことも多くあるので、経験者にわかってほしいという思いもあるのだと思います。
それでは国際結婚はどんな苦労があるのでしょうか?
以前に書いたコラムも読んでみてください→「国際結婚」から学ぶ、夫婦間ストレスの乗り越え方
言語の壁、宗教の違い、生活習慣の違い、家族感の違いなどひとことでは言えないくらい様々な苦労があります。「苦労はわかっていて結婚したんでしょ?」と言われればそうですが、頭で想像していたのと実際では違いもあって、結婚してから「こんなはずじゃなかった」と思うことが多いのです。
また、私のように日本に住んでいてパートナーが外国人という場合には、自分の縄張り内で国際結婚しているというだけなので、周りに相談できる友人や家族もいてストレスは抱えないようにできると思いますが、海外に嫁いでの国際結婚だと、どうしても一人で問題を抱えやすいようです。
国際結婚じゃなくても人間関係に悩んだ時には、解決のヒントは同じなのですが、国際結婚ということで難しく考えたり孤立してしまったりしやすいのだと思います。
悩みを抱えるときには自分の中の理想と現実のギャップがあるときです。
整理して気にしない力をつけていくしかないのですが、ひとりで悩んでいると整理がつかなくて苦しくなるばかりです。
そんなときにはオンラインで日本にいるカウンセラーに相談してください。
遠い国にいても孤立しない方法をぜひとってみてください。