謝罪でミスは残念!ベネッセの場合
こんにちは、イメージコンサルタント・ビジネスマナー講師の城戸景子です。
謝罪会見時の服装についてのコラムを書いたら、翌日の朝日新聞で
謝罪についての興味深い記事に出会いました。
大坪 庸介氏による「仲直りの理」を
慶応大学教授の坂井 豊貴氏が解説しています。
『ひどい目にあわされた後で謝罪されても、
相手を赦す気にはなれない。
なぜなら、相手がまた同じことをしそうな気がするから。
謝罪されたからといって赦さなくてもいい。
しかし赦すことは自分のストレスを軽減する。
効果的な謝罪は難しいが、
重要なのはコストをかけること。
コストとは賠償や補償といった金額だけでなく、工夫や手間暇にかける時間・労力も含まれる。
「ここまでしてでも謝罪したい」というシグナルが
相手に誠意として伝わるから。』
と、
このような内容だったのですが、特に最後の部分、
「コストをかけること」
に納得です。
失敗する謝罪会見は、コストをかけることを怠った結果です。
「どうしても赦されたい」のであれば、
自分の見た目・話す内容・話し方、表情、
使えるものをすべて使って、
思いを届けるべきなのです。
だって謝罪したからといって、相手が赦さなければいけないことはないのですから。
そう考えると、これまでコラムで触れてきた、
謝罪会見のいわゆる失敗例は、そこまで真剣に赦されようと
思っていなかったのかもしれませんね。
最後までコラムをお読み下さいまして、ありがとうございました。
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STUDIO STELLA 城戸景子
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町17番1号 日本橋ロイヤルプラザ706
(社)ジャパン・パーソナル・ブランディング協会認定イメージコンサルタント、ビジネスマナー講師
ミューズ・ブランディング・アカデミー(株)千葉校 校長
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