森元首相失言に学ぶ、「修復のチャンスは逃さない」
こんにちは、イメージコンサルタント・ビジネスマナー講師の城戸景子です。
襟ぐりが深く開いた深紅のドレス
ノーカラーのジャケット
頭を下げると両頬に覆いかぶさる髪型
白のカジュアルな腕時計
昨日、木下富美子都議が4か月ぶりに公の場に現れ、記者会見を開いたときの様子です。
朝日新聞デジタル記事
全体的にゆるい印象、だらしない印象を受けたのは私だけではないと思います。
少なくとも謝罪の要素を持つ記者会見において、
この出で立ちが、見る人にどのような印象を与えるか。
相手に与える印象を考えて服装を選ぶことがいかに大事かが、よくわかります。
社会人が公の場で服装を選ぶとき、その目的をはっきりと意識しなくてはいけません。
「好きだから着る」のは、プライベート時だけ。
この日の木下都議で言えば、
紺やグレーのジャケットスーツにブラウスが正しい選択です。
紺やグレーは、ビジネスカラーであると同時に、
見る人の気持ちを落ち着ける鎮静色です。
一方でお召しになっていたドレスは、ウエストマークもなく、
深い襟ぐりにドレープのある女性らしさを強調するデザイン。
しかも深紅ですから、見る人の攻撃性を高める色です。
又、頭を下げることがわかっているわけですから、
髪はまとめたほうが良かったですね。
マスクで顔半分が隠されるのでなおのこと。
髪が顔にかぶさってくると表情がわかりません。
腕時計はシンプルな黒革ベルトにして、アクセサリは外します。
謝罪会見で、イメージ作りを失敗する方々を見るたびに残念に思います。
周りに、言ってくれる人が誰もいなかったのかと。
服装が与えるイメージは重要です。
なぜこの服を選ぶのか、今日からの洋服選びに活かして頂ければ幸いです。
最後までコラムをお読み下さいまして、ありがとうございました。
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STUDIO STELLA 城戸景子
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町17番1号 日本橋ロイヤルプラザ706
(社)ジャパン・パーソナル・ブランディング協会認定イメージコンサルタント、ビジネスマナー講師
ミューズ・ブランディング・アカデミー(株)千葉校 校長
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