アンボタンのルール プラスワン

城戸景子

城戸景子

テーマ:ビジネススーツ 男性 着こなし

いつもコラムをお読み下さいまして、ありがとうございます。
STUDIO STELLAの城戸景子です。


メンズスーツの着こなしには、さまざまなルールがあります。

着こなしのルールなど面倒だと思われるかもしれませんが、逆に考えてみましょう。

メンズスーツのルールをひとつずつ実践すると、
誰でも、それなりに恰好よく、スーツを着こなすことができるのです。

さてそんなルールのひとつ、
アンボタンのルールについてです。


シングルタイプのメンズスーツのボタンは、以下2タイプです。
◆ 2つボタン
◆ 3つボタン


この場合のボタンのかけ方ですが、以下のようにかけるのが正解です。
◆ 2つボタン・・・上の1つだけ
◆ 3つボタン・・・3つともかけられるタイプだと、上の2つをかける
3つボタン・・・上のひとつが襟のカーブに隠れる場所についている場合は、真ん中1つだけかける

一番下のボタンは、原則的にかけないのがルールです。

これをアンボタンのルールと言います。


スーツのボタンをかける、かけないというアンボタンのルールに関連して、
さらに是非今日お伝えしたいのは、立っている時と座っている時のボタンの扱いです。

■ 立っている時・・・・・ボタンをかけましょう
■ 座っている時・・・・・ボタンをはずしましょう

アンボタンのルールを知っている方は多くても、
このように立っている時、座っている時のボタンに気を使っている方は少ないようです。

代議士や組織の長、セミナー講師など、人前で話をする機会がある方は、
特に気を付けていただきたい点です。

最近では、FacebookなどのSNSに写真を投稿する方が増えています。

スーツ姿で何人かが写っている場合、
ボタンをかけている人とかけていない人では、印象が違いますので、意識してご覧になってみて下さい。


スーツのシルエットは、ボタンをかけた形が完成形です。

ボタンをはずしたままの立ち姿は、だらしないシルエットになる上、スタイルが悪く見えます。

椅子に座る時は、座る動作をしながらボタンをはずす。
立ち上がる時は、立つ動作をしながらボタンをかける。

これを意識して、ご自分の習慣にしましょう。

人よりも少し気を使うことが、その人の印象を良くします。

アンボタンのルール プラスワンとして、立っている時、座っている時、
気を付けてみてください。


今日お伝えした内容は、弊社、スーツセミナーの一部です。

知っているようで知らないメンズスーツの着こなしルールをお伝えする、
【スーツのルール ~センスの前にルールです~】と題したセミナーは、
弊社ルールシリーズセミナーの第一弾として、ご好評いただいています。

法人様、団体様などでこのセミナーに、ご興味をお持ち下さいましたら、
お気軽にご連絡ください。



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(社)ジャパン・パーソナル・ブランディング協会認定イメージコンサルタント、 ビジネスマナー講師
ミューズ・ブランディング・アカデミー(株)千葉校 校長
城戸景子

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城戸景子(マナー講師)

STUDIO STELLA

ソフトウエア会社でトップ営業ウーマンとして活躍。その実績に裏打ちされた「見た目づくり」、「ビジネスマナー」は、ビジネスツールとして翌日から仕事に生かせる即効性が強み。

城戸景子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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