保育園の園長の考え方や、園の方針が合わない場合の対処法
「給料が安い」
「仕事がきつい」
「仕事が多い」
「残業が多い」
「残業代が出ない」
「勤務時間が長い」
「シフト勤務がつらい」
これらは保育士に共通する仕事環境に関わる悩みです。
今回はこれらの悩みに共通する唯一の解決策を提示します。
改善策は転職する以外無い
一個人が職場内の仕事環境を変えることは、現実的にほぼ不可能です。
自分だけ多く仕事を任されているなど、個人的なことについては、組織内で改善のしようがあります。
しかしながら、保育園の問題として取り上げられる「給料が安い」「仕事がきつい」「仕事が多い」「残業が多い」「残業代が出ない」「勤務時間が長い」「シフト勤務がつらい」というのは、個人の問題ではなく、その職場で働く誰もが感じる仕組みの問題です。
それを一人の職員が声を挙げたとしても、改善される可能性は低いです。
更に現実問題として、多くの保育園はギリギリの費用のなかで運営されています。
その為、改善したくとも出来ない状況にも陥っている場合も多いですので、不満を言ったところで解決はされません。
ですが、転職で改善される可能性があります。
確かに「給料が安い」「仕事がきつい」「仕事が多い」「残業が多い」「残業代が出ない」「勤務時間が長い」「シフト勤務がつらい」これらは業界全体の問題です。
しかしながら、最近ではこれらの問題に対処し、保育士確保に努めている園も増えてきています。
何故転職で解決するのか?悩み別に解説
【給料が安い】
手取り12万では生活できないと嘆く時期が保育士業界は普通にありました。
しかし、今出ている求人はもっと高い求人が増えています。
例えば、名前は出せないですが月収21.0万円〜の求人。
21.0万円は額面ですが、だいたい額面の金額の80%くらいが手取りになりますので、計算すると16.8万円。
明らかに良くなっていることが分かります。
しかもこれはあくまで求人票の金額ですので、経験やスキルによってはそこから更に加算が期待できます。
月収24万円を超える、手取りで20万円を超えるお給料も現実にはあります。
これは特に株式会社が保育業界に参入してきたことの影響が大きく、大きな経営母体を持つ園は特に上質な保育士人材を確保しようという意識が高いためです。
【仕事がきつい、仕事が多い】
保育士の仕事はやさしい、楽な仕事ではありません。
しかし、その仕事が大変かどうかは、給与と仕事量のバランスで決まります。
また、株式会社は福利厚生がしっかりしているところが増えてきています。
今の仕事量と同じ園があったとしても、他の福利厚生などで十分、検討価値が高い保育園は増えてきています。
【残業が多い、残業代が出ない、勤務時間が長い】
残業の有無は園によって大きく変わります。
今の園が当たり前だから、他の保育園も残業が当たり前、残業代が出ないのも当たり前。と考えることはありません。
しっかりした転職サイトであれば、求人票に平均残業時間なども記載されています。
月5時間以内や残業時間0を徹底している園も確実に増えています。
今の保育園は残業が当たり前だからといって、他の保育園も残業が当たり前、残業代が出ないのも当たり前。
このように考えることはありません。
【シフト勤務がつらい】
この悩みについては、パート勤務で探されると良いでしょう。
どの保育園でも、大体朝は7時から、夜は7〜8時まで開所しています。
これは決まっており、正社員の保育士であればまず間違いなく、シフト勤務に入る話になります。
現職の方へのおすすめは、まずは今の職場に相談して、パートにしてもらえないか聞いてみることです。
働きなれた保育園でパートになり、シフトから外してもらう方が、新しい場所よりも慣れているので負担が少ないからです。
ただ、シフトから外れると正社員がより大変になる(早番、遅番が増える)ため、あまりいい顔をされないことがある。という問題をはらんでいるのは確かです。
その意味では、他の保育園でパート勤務(シフトから外れる)もありだと思います。
まとめ
労働環境は同じところにとどまっていると中々改善されることがありません。
逆に転職をすることで、簡単に変化させることができます。
ここでとりあげたような「給料が安い、仕事がきつい、仕事が多い、残業が多い、勤務時間が長い」といった不満があるなら、一度転職を検討してみてはいかがでしょうか?
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