安い坪単価に要注意!!~住宅の広告には価格表示のルールがない~
~坪単価に何が含まれるかわからない~
坪単価と引き渡し価格は違います!
★設定は各社の自由★
家を建てる値段をおおよそ掴みたいとき、殆どの方は
「坪単価いくらで建つの?」
と聞くと思います。
たとえば、建坪40坪の家を建てたい場合、坪単価が40万円だとすると
40坪×40万円=1600万円で家が建つと計算するわけですよね。
ところで、この坪単価というのは何か、本当にご存じでしょうか?
建築費や材料など諸々全部入った1坪あたりの値段と思っているのではないでしょうか?
実は、坪単価の中にこれとこれとこれを入れなくてはならないというルールはないのです。
各社の自由に設定できるので、ある会社では坪単価に含まれているものが
別の会社ではオプションになっていて追加工事の代金が必要、
ということがごく普通になってしまっています。
さすがに、屋根や柱、床板などを坪単価に入れていない会社はありません。
しかし、
「極端に窓の数が少ない」「網戸がまったく入っていない」
「バルコニーがついていない」「玄関収納が入っていない」
「1階のシャッターもしくは雨戸がついていない」
など、一般の方なら当然入っているだろうと思うようなものでも、会社によってはオプションとして
別途料金がかかってしまうことが実際にあるのです。ちょっとビックリですよね。
でもこれが、建築業界の常識なんです。
↓過去のコラムはこちらから
住宅業界のわかりにくい常識その一
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