radikoが浸透してきて、ラジオがおもしろい
LINEは日本では生活インフラと言ってもいいぐらいかなり普及してますが、LINEの利用について知っておいた方がよいことをご紹介いたします。
先日、LINE利用者の個人情報などが、中国の関連会社からアクセス可能な状態になっていたという報道がありました。
LINEのサイトには
「LINE」に対して外部からの不正アクセスや情報漏えいが発生したということはございません。
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2021/3675
と記載しておりますが、中国からアクセスできていたということは中国共産党CCPにすべてデータを握られていると考えるのが正しいと思います。それで今すぐに何か事が起こるとは無いかもしれませんが、なにか重大な事が起こった場合の情報取得の手段に使われる可能性があると認識するべきです。
LINEは韓国産まれ日本育ち
LINEの運営会社「NAVER」は先日ソフトバンクと経営統合し2021年2月28日にLINEの商号を「Aホールディングス」に変更すると発表しました。ヤフーの親会社は「Zホールディングス」なのでA to Z というこのなのでしょう。
NAVER社は1999年に李 海珍という韓国起業家が創業したIT企業です。韓国では検索サイトとして有名です。
2007年にはネイバージャパン株式会社が設立されました。
2011年の東日本大震災をきっかけに電話やメールも届かないときでも緊急時のホットラインとして使えるようなメッセージアプリを作ろうということで、2011年6月に誕生したのが『LINE』の始まりです。
当時、まだ周りで利用している人は少なかったのですが、試しにスマホにLINEアプリを入れて使ってみたところ登録している電話番号を勝手に紐付け友だち登録されるような挙動があり、なんだか嫌だなと思いすぐに削除した記憶があります。
韓国産まれ日本育ち的なLINEですが世界的にみるとLINEのシェアは他のSNSに比べるとわずかです。日本だけがとりわけシェアが大きいのはこうしたきっかけがあるのかもしれません。
現在では多くの人のスマートフォンにインストールされていて日常的に利用される生活インフラになりました。
世の中の鉄則! 無料で利用できるということは、企業側には何かしら見返りがあるからです。
Google、Facebook、Twitterを始めネットサービスは基本的に無料のものばかりです。
これは利用者の情報を利用、分析して広告を届けるというビジネスモデルが成り立っているからです。
SNSはPCはで利用するというよりはスマートフォンにアプリを入れて利用する方が多いことでしょう。スマートフォンは個人情報の塊です。事実 テレフォン人生相談で夫や妻の携帯を見てしまって、知らなくてもよいことを知ってしまい、苦悩し相談している人が多いことを私は知っています。
インストールのときに利用規約に同意するとクリックしてインストールは進みますが、それを一字一句読んで理解した上でクリックしている人など皆無でしょう。規約には個人情報を利用すると、ちゃんと書いていたりもします。企業側はそういった流れも計算づくで運用していることでしょう。
我々利用者はSNSを利用するためには、企業を信用し、特定個人を特定しないまでの情報であれば利用してもいいよといった気持ちで利用することが大前提なのですが、これがもし、特定個人のメッセージの履歴や写真、電話番号までがまるまる第三国に漏れていたということは、とてつもなく大問題です。
特に中国は2017年に「国家情報法」(いかなる組織及び個人も、法律に従って国家の情報活動に協力し、国の情報活動の秘密を守らなければならない。国は、そのような国民、組織を保護する。)というすべての国民にスパイを強制できる法律があります。国家がまるごと反社会勢力の政権の国に情報が漏洩していたということは極めて深刻に受け止めなければなりません。
マスコミもこのことをもっと広く報道するべきです。
自分の情報なんて大した情報が無いと思っている人も多いことでしょう。私も最初はそう思いましたが、情報を集めたいターゲットにたどり着くには多数の情報を照らし合わせて徐々に絞り込みができてくるため、自分と交流関係や様々なやり取りの一つ一つが重要な要素となり得るのです。
中国発のスマホアプリをインストールしてしまうと個人のデータにアクセスして情報をどこかに勝手に送信してしまうということが問題になってます。単なる噂という人もおりますが、私は間違いなく黒だと思ってます。
Tik Tokを使いません。HUAWEIのスマホを持ってますが、今は使っていません。
しかしながらLINEを使わないといろいろ不便も出てくるので、LINEは仕方なく使用してます。
LINEもそうですが、Eメールや他のSNSでもメッセージのやり取りは第三者に見られているということを念頭にやり取りしましょう。オンラインでハガキを送り合っているようなイメージです。配達の途中で中身は見られてしまうのです。機密の情報は暗号化したデータをメールで添付するなどの対策が必要です。
LINEアプリの設定大丈夫ですか?
私のようにLINEできれば使いたくないんだよなって人も、便利だからそんなの気にしないでLINEどんどん使うよって人も、それは自由! でもスマートフォンにLINEのアプリを入れている方は下記の設定を確認してみてください。
(1)と(2)の設定を変更することで少しは個人情報を制限できますのでお試しください。
まずは ホーム(家のマーク) → 設定(歯車マーク) → プライバシー管理 を開きます。
(1). アプリからの情報アクセス → 拒否 へ変更
(2). 情報の提供 → すべてOFFに変更
LINEが最大に不便なところは複数のスマホで同一アカウントを利用できないことです。
電話番号とLINEのカウントが紐付けられているからとのことですが、タブレットとスマートフォン、あるいはスマートフォンを仕事と私用で2つ持っている人も少なくは無いはずです。他のSNSでは複数の端末からログインできるので、LINEは必要最小限の連絡を受けるだけにしてます。
複数端末で同一アカウントが利用できて、LINEからの無駄な広告がなければ、積極的に利用したいのですがそれは多分無理なのでしょう。