アメリカシロヒトリ

2013年9月6日

コラムカテゴリ：医療・病院

暑い夏も過ぎ過ごしやすい季節になりました。
ホッとするのもつかの間・・・自宅の庭の木に白い毛虫を発見しました。毎年この時期に現れるアメシロです。数日前に数匹見かけたのですが、気づくと大量に発生していてとてもビックリしました。

そこで今回はアメシロの防除についてのお話です。
幼虫の巣から分散する前の早い段階で防除する事が重要だそうです。

アメシロは一匹で最大1000個ほど桑、柿、桜、梅などの葉の裏に産卵し約1週間でふ化します。ふ化した幼虫は糸を吐いて巣を作り約10日間集団で葉を食べその後は分散するため、そのまま放置すると周囲の樹木まで被害が及びます。
毒針毛がないため人間への直接被害はありませんが大発生すると樹木を丸坊主にすることがあります。

防除としては幼虫から分散する前に樹木等の葉にできた巣網を枝葉ごと切り落とし処分するのが最も効果的な方法だそうです。この方法が間に合わなければ薬剤を使用した防除が有効ですが、使用基準を尊守し人や動物、作物、洗濯物に危害を及ばさないようすることはもちろん飛散により近隣の迷惑にならないように注意することが大事になります。

とは言っても私のように自分で出来ないようであれば業者さんにお願いして退治してもらいましょう！

　　　菅　原
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