おねしょが治らないのは、お口のせいかもしれません
こんにちわ。名古屋市港区のオリーブ歯科こども歯科クリニックです。
お子さまの歯並びやお口のことで気になることがあり、歯科医院で相談した経験のある保護者の方は多いと思います。
その時、
「まだ成長途中なので様子を見ましょう」
と言われたことはありませんか?
実は当院の無料相談でも、
「以前相談したら様子を見てくださいと言われました」
「このまま待っていて大丈夫でしょうか」
というご相談をいただくことが少なくありません。
もちろん、「様子を見ましょう」という判断が間違っているわけではありません。
子どもは成長する生き物です。
乳歯から永久歯への交換や顎の成長によって、自然に改善する問題もあります。
必要以上に早く治療を始めることが良いとは限りません。
しかし一方で、私たちが日々の診療で感じるのは、「様子を見ること」と「何もしないこと」は全く違うということです。
例えば、お子さまにこんな様子はありませんか?
いつもお口が開いている。
寝ている時にいびきをかく。
口呼吸をしている。
食べるのが遅い。
くちゃくちゃ音を立てて食べる。
飲み込む時に唇や顎に力が入る。
発音が気になる。
歯並びが少しずつ悪くなっている。
これらは単なる癖として片付けられることもあります。
しかし近年では、お口の機能や成長発育と深く関係している可能性が指摘されています。
私たちが子どもの歯並びを考える時、最近は「どんな歯並びになっているか」だけではなく、「なぜその歯並びになったのか」を重視するようになっています。
例えば口呼吸です。
本来、舌は上あごに軽く触れた位置にあるのが理想的です。
ところが口呼吸が続くと、舌の位置が下がりやすくなります。
すると上あごに十分な刺激が伝わらず、顎の成長に影響を与えることがあります。
その結果として歯並びが乱れたり、噛み合わせに問題が生じたりすることがあります。
また、口呼吸のお子さまの中には、いびきや睡眠の質の低下が見られるケースもあります。
睡眠は成長ホルモンの分泌や脳の発達に重要な役割を果たしています。
だからこそ私たちは、歯並びだけを見ていては本当の原因を見落としてしまう可能性があると考えています。
実際に当院へ相談に来られる保護者の方へは、歯並びのことだけでなく、
「いびきはありませんか?」
「お口は閉じていますか?」
「食事に時間がかかりませんか?」
「おねしょはありませんか?」
といった質問をすることがあります。
驚かれることもありますが、これらはすべてお口の成長と関係する可能性があるからです。
ここで大切なのは、「異常だからすぐ治療しましょう」という話ではありません。
むしろ逆です。
問題がないのであれば安心して経過を見ればよいのです。
しかし、その判断をするためには定期的な評価が必要です。
身長や体重を定期的に測るように、お口の成長も定期的に確認する。
呼吸や姿勢、食事の様子を観察する。
歯並びの変化を記録する。
そうすることで、本当に様子見でよいのか、あるいは何らかのサポートが必要なのかを判断することができます。
オリーブスマイルプログラムでは、歯並びだけを評価することはありません。
呼吸。
睡眠。
姿勢。
食事。
飲み込み方。
発音。
そして日常生活の習慣。
子どもの成長は、これらすべてがつながっていると考えています。
だからこそ私たちは、「今すぐ治療が必要かどうか」だけではなく、「今どのような成長をしているのか」を大切にしています。
お子さまの成長は一度きりです。
「様子を見ましょう」という言葉は、何もしなくてよいという意味ではありません。
適切に観察し、必要な時に適切なサポートができるよう準備するという意味でもあります。
オリーブ歯科こども歯科クリニックでは、歯並びだけではなく、呼吸、睡眠、姿勢、食事、学習など、お子さまの成長を総合的にサポートしています。
全ては患者様のよりよい人生のために。
私たちは、お子さまの今だけではなく、その先の未来まで見据えながら、ご家族とともに成長を支えていきたいと考えています。


