おねしょが治らないのは、お口のせいかもしれません

荒川大輔

荒川大輔

テーマ:小児歯科・お子さんの健康全般について

こんにちわ。名古屋市港区のオリーブ歯科こども歯科クリニックです。

「もう小学生なのに、おねしょが治らない」

「夜中に何度も目を覚ます」

「寝相が悪い」

「朝なかなか起きられない」

このようなお悩みでご相談を受けることがあります。

実は当院の無料相談でも、歯並びの相談に来られた保護者の方へ、おねしょや睡眠についてお聞きすると、

「そういえばまだおねしょがあります」

「夜中によく動いています」

「いびきをかいています」

というお話が出てくることは少なくありません。

おねしょというと、膀胱や泌尿器の問題を思い浮かべる方が多いと思います。

もちろん、そのような原因が隠れている場合もあります。

しかし実は近年、おねしょと睡眠の質、そして呼吸との関係が注目されています。

そしてその呼吸には、お口の機能や歯並びの問題が関係していることがあるのです。

なぜ、お口とおねしょが関係するのでしょうか。

私たちは普段、鼻で呼吸をしています。

ところが口呼吸になると、睡眠中の呼吸が不安定になりやすくなります。

さらに、上あごの成長不足や歯並びの乱れによって気道が狭くなると、睡眠中に十分な空気を取り込めなくなることがあります。

すると脳は何とか酸素を取り込もうとして、深く眠れなくなります。

夜中に何度も無意識に覚醒したり、寝返りが増えたり、睡眠が浅くなったりします。

この状態が続くと、夜間のホルモン分泌にも影響が出ることがあります。

通常、人の体は夜になると「抗利尿ホルモン」と呼ばれるホルモンを分泌し、尿の量を減らします。

ところが睡眠の質が低下すると、このホルモンの分泌リズムが乱れ、おねしょにつながることがあると考えられています。

実際に睡眠時無呼吸症候群の子どもで、おねしょの頻度が高いことは以前から知られています。

そして睡眠時無呼吸の改善によって、おねしょが改善するケースも報告されています。

もちろん、おねしょの原因は一つではありません。

成長の個人差もあります。

膀胱機能の発達も関係します。

精神的なストレスが影響することもあります。

そのため、「おねしょ=口呼吸」と単純に決めつけることはできません。

しかし、おねしょが続くお子さまの中には、

口がぽかんと開いている。

いびきをかく。

寝相が悪い。

朝起きるのが苦手。

日中ぼんやりしている。

歯並びがガタガタしている。

こうした特徴が見られることがあります。

当院では歯並びの相談に来られたお子さまに対して、おねしょや睡眠についてもお聞きすることがあります。

それは歯並びだけを見ているわけではないからです。

実際におねしょのあるお子さまで、呼吸や睡眠の問題が見つかるケースは珍しくありません。

私たちが取り組んでいるオリーブスマイルプログラムでは、歯並びだけではなく、呼吸、睡眠、姿勢、食事、発達まで含めて評価を行っています。

なぜなら、お口は全身とつながっているからです。

歯並びの問題に見えていたものが、実は呼吸の問題だった。

集中力の問題だと思っていたものが、実は睡眠不足だった。

おねしょの背景に、口呼吸や気道の問題が隠れていた。

こうしたケースは決して珍しいものではありません。

もしお子さまのおねしょがなかなか改善しない場合は、「成長を待つ」だけでなく、睡眠や呼吸という視点から見直してみることも大切かもしれません。

オリーブ歯科こども歯科クリニックでは、歯並びだけではなく、呼吸、睡眠、姿勢、食事、学習など、お子さまの成長を総合的にサポートしています。

全ては患者様のよりよい人生のために。

私たちは、お口の健康を通じて、お子さまが毎日ぐっすり眠り、元気に成長していける環境づくりをお手伝いしたいと考えています。

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荒川大輔
専門家

荒川大輔(歯科医師)

オリーブ歯科こども歯科クリニック

保険診療から先進的な自由診療まで幅広く対応、家族全員で通える地域のかかりつけ歯科医院です。全身の健康に悪影響を及ぼすお子さんの口腔機能発達不全症の治療に県内外から多くの患者様が通院しております。

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