チラシでの集客は有効か?「最強の集客チラシ作成のポイント」

松尾益秀

松尾益秀

テーマ:チラシデザイン

チラシ集客

結論としてはチラシ集客は有効です。

新聞折込みチラシでの集客は昔と比べて難しくなってきています。
近年の新聞発行部数は右肩下がりで推移してきています。
新聞折込チラシを見る人数も減ってきているということです。
しかし、チラシの利用は新聞折り込みだけではありません。
逆にポスティングや手配りなどの新聞折り込み以外での利用割合が増えてきてます。
そして、チラシ集客の有効性は確実にあります。
不動産や住宅販売などで住宅展示場への来場のきっかけは何か
という集計結果を見てみると
42%がチラシを見たことがきっかけだったという結果が出ています。
チラシは集客ツールとして有効だということが証明されているわけです。
つまり、チラシを作って配れば集客できるということです。
リフォーム業や治療院、飲食店などにおいてもまだまだチラシ集客は戦力の一つと言えます。
しかし、ただ作ればいいというわけではなく、チラシ製作のノウハウが必要です。
「どうやって印象づけるのか」「どうやって行動を起こしてもらうのか」
といった現在のユーザー心理を考えた上での制作が必要です。
ではどうやってチラシを作ったらいいのか。
チラシを業者に作ってもらう際にも知っておいたほうがいい
集客チラシ制作のポイントをご紹介します。

最強の集客チラシ制作のポイント

チラシを作成するとき、良いかっこいいデザイン、素敵なデザインにしたいと思いますよね。
デザインは大切です。しかし、その前にまず考えることがあります。
それはチラシを通して何を伝えるのかということです。
目的をはっきり明確にするということです。
目的が明確になっていて、ちゃんと伝えることができれば
チラシ集客の効果はありますが、曖昧になってしまうと効果はありません。

チラシを作成する際に、基本的な作り方を知っておきましょう。
なんとなく感覚で好きなように作るという人もいるかもしれませんが、
やっぱり基本は必要です。集客できる良いチラシを制作する基本をお伝えします。

集客チラシポイント1.  キャッチコピー

キャッチコピーがやはり一番重要です。
短くて簡潔なキャッチコピーは、それを見た人はすぐに意味を理解できます。
脳内にずっと記憶されてなかなか忘れないようなインパクトのある言葉を選ぶことが
チラシの反響に直結します。
キャッチコピーは、とにかく一番最初に目に入る位置に配置します。

集客チラシポイント2.  インパクトとわかりやすさ

チラシのデザインで重要なのは初見でのインパクトです。
チラシはパッと見て5秒程度で中身を読んでもらえるかどうかが決まります。
このほんの一瞬がチラシデザインにとって一番重要です。
5秒でインパクトを与え、見やすく読みやすいチラシデザインが必要です。
細かい文字ばかりのデザインにしてしまうと、最初の一瞬で読む気がなくなります。

集客チラシポイント3.  色も重要

配色次第で影響が大きく違ってきます。
与えられる印象が大きく変わりますので、
どんな色を使うかをちゃんと考えてデザインします。

スーパーのチラシなんかで白黒や赤黒などのチラシがあります。
色数は少ないですが、特売品などを訴求するチラシには有効です。
強調する部分を目立たせる配色を設定できるわけです。
色合いの持つ力を理解することも必要です。
例えば青色は静かで冷たいイメージ、赤は温かくて強いイメージです。
私がよく使うデザインは白地に黒と赤の文字のキャッチコピーです。

集客チラシポイント4.  メリハリの効いたレイアウト

チラシのレイアウトも重要です。
強調する部分、目立たせる部分などをちゃんと考えてレイアウトします。

文章と画像を連動させる場合、画像の上に文章を乗せるのか、
画像とは別の場所に配置するのかで意味合いが違います。
画像を強調させる場合は、文章は小さめにするということもあります。

集客チラシポイント5.  フォント

字体・フォントも重要です。
丸みを帯びた字体、明朝体やゴシック体など、そ
れぞれの文字から受ける印象は違ってきます。
字体選びもチラシデザインでは欠かせません。

まとめ

自分でチラシを作る場合はもちろん、
チラシ作成を業者に依頼する際にも、基本的な知識を押さえておくと、
丸投げではなく業者と一緒に考えて作成することができます。
そうすればチラシの集客力を最大限にアップさせることができます。




> 究極の集客チラシを制作します。

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松尾益秀
専門家

松尾益秀(グラフィックデザイナー)

T.M.P.

グラフィックデザイナーとして20年以上のキャリアを有し「弱者の戦略」を武器に中小企業に特化した販促活動や集客サポートを行う。経営者の魅力を引き出すことに注力し、シンプルでダイナミックなデザインが得意。

松尾益秀プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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