引っ越し業者のキャラクターとチラシデザインとチラシの配り方のコツ。

松尾益秀

松尾益秀

テーマ:チラシデザイン

チラシ、キャラクター
四日市にある引っ越し屋さんからのご依頼で、
キャラクターのデザインとチラシのデザインをさせていただきました。

この引越し業者さんは24時間対応で
深夜の引っ越しも請け負っているということで
テレビの取材を受けて話題になりました。

キャラクターは、「トランスマイル」と言う会社の名前から
虎のキャラクターに決めました。
いくつかの大手の引越し業者さんはキャラクターを使っていますが
その中に虎のキャラクターはいなかったので
差別化できると思いました。
女性をターゲットにしたいということでしたので
少しディフォルメしてかわいらしくしました。
お店の看板にも使っていただくなど、大変気に入っていただきました。

チラシの方は、できるだけシンプルにし
何のチラシなのかが一目でわかるように
引っ越し&リサイクルの文字を最大限に大きく配置しました。
キャラクターも大きく配置し可愛らしさを強調して
ほかの引越し業者さんとの差別化を図りました。

とにかくチラシと言うのは、
手に取ってもらい、さらに中身を読んでもらうことが必要です。
読み飛ばされないように
何が言いたいのか明確に一目でわかるようにしなければ
すぐにゴミとして捨てられてしまいます。

チラシは広く浅くより、狭く濃く

そしてチラシの配り方にもコツがあります。
簡単に言ってしまうと「広く浅くより、狭く濃く」です。

例えば、1万枚のチラシを配るとします。
お店を中心として半径10km圏内に1回配るよりは、
半径1km圏内に5回配る方が反応が出るんです。
チラシを1回見ただけではすぐに忘れてしまいます。
2回、3回見るとなんとなく記憶に残ります。
チラシ配布3回目以降でやっと反応が出始めるという統計もあります。

ですので、狭い地域でできるだけ回数を増やして配布する方がいいのです。
できれば小さな会社がコストを抑えてチラシを配布したい場合、
新聞折り込みやポスティングを外注で頼むより、
自社で手配りやポスティング、さらに自宅のインターフォンを押して
「引越し屋です。近所ですので何かあったらよろしくお願いします。」
の一言でもいいので、直接会話ができると印象に残り覚えてもらえます。
こういった事は大手の会社はなかなかやりませんので
小さな会社は接近戦で差別化を図りましょう。

今回の「トランスマイル」さんは、主に四日市と名古屋を中心に
活動している引越し屋さんです。
ご興味がある方はホームページ覗いてみてください。
→ http://tran-smile.com

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松尾益秀
専門家

松尾益秀(グラフィックデザイナー)

T.M.P.

グラフィックデザイナーとして20年以上のキャリアを有し「弱者の戦略」を武器に中小企業に特化した販促活動や集客サポートを行う。経営者の魅力を引き出すことに注力し、シンプルでダイナミックなデザインが得意。

松尾益秀プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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