広告費をムダに使わないために。
テレビCMや広告類でよく見るキャッチコピー。
すごく魅力的なものが多いですね。
パンフレットやホームページを作るときにも、
一番目立つ場所にキャッチコピーを配置したいものです。
そんなキャッチコピーをいざ自分考えようとすると、なかなか浮かんでこないですね。
しかし、例えコピーライティングのセンスがなくても、
ポイントを押さえるだけでターゲットにピンポイントで刺さるキャッチコピーを
作ることができます。
ホームページのキャッチコピーを変更しただけで売上がUPしたというようなことも
よく起こります。
今回は小さな会社が売上アップにつながるキャッチコピーを作るための
5つのポイントをご紹介します。
1. ターゲットを明確に
キャッチコピーを作る時に、まず最初に考えることはターゲットです。
ターゲットが決まっていないと、誰に向けた言葉なのかが曖昧になり、
全く効果がないものになってしまいます。
大企業はターゲットを幅広く設定しますが、
小さな会社は、とにかく細かくターゲットを絞ることが必要です。
具体的には、性別、職業、年齢、趣味、どんな悩みを持った人かなどです。
例えば、リフォーム会社が屋根修理をアピールする場合、
「屋根が痛んできていて雨漏りがしている
築20年以上の一軒家に住んでいる50代以上の夫婦。」
といった感じです。
2. 不安をあおる
実は人間の行動の傾向として「利益を得るための行動」よりも、
「損失を回避するための行動」をとるということがあります。
キャッチコピーのテクニックとして、問題点を指摘したり、
将来の不安をイメージさせることで、その問題点や不安を回避するには
どうしたらいいのかということに目を向けさせることができます。
例えば、セキュリティ会社の場合
「この地域の空き巣被害が増えています。
あなたのご自宅は大丈夫ですか?」
3. 数字を入れる
キャッチコピーに数字を入れることで、明確なイメージを喚起させることができます。
また、文章の中に数字があると、目線を引き付けます。
例えば、
×売り上げ倍増したホームページ活用ノウハウ
○売り上げが150%アップしたホームページ活用ノウハウ
どうでしょうか?自然と150%という部分に目がいってしまいます。
そして、数字があることで具体性が出て、リアリティも出ますね。
4. どうなるのかを具体的に
ターゲットは、悩み事がどう解決するのかという点に関心があるわけです。
ですので、実際にどうなるのかを具体的に示すことが必要です。
その商品・サービスを使うことで素晴らしい未来が手に入ることをイメージさせるのです。
例えば、
×カビ・菌を除去する除菌スプレー
○カビ・菌を除去してお子様を守る除菌スプレー
というようにその商品・サービスを使ったらどうなって、
さらにその結果どうなるのかまでを具体的に示すのがポイントです。
5. 意外性でインパクトを与える
えっ!と思わせるような意外性で、インパクトを与えることができれば、
キャッチコピーとしては、非常に効果的になります。
ただ、インパクトだけを狙って過激になったり、誇張しすぎたりすると、
事実とちがうじゃんと思われてしまいますので気をつけましょう。
例えば、
たったの3日で10kgの減量とウエスト−10cmを達成したダイエット法
まとめ
キャッチコピーの良し悪しで売上げや業績が大きく変わってきます。
今回の5つのポイントを押さえて、ターゲットが思わず「買いたい」と思わせるような
キャッチコピーを作ってみましょう。