小さな会社のブランディング?【その3】「特化戦略」成功事例も紹介
「めんどくさい系戦略」とは?
今回は、小さな会社のブランディングシリーズの最後の記事となります。
小さな会社が売り上げを伸ばすためにできるブランディングの中で
大きな会社にはなかなかできないことが大きく2つあります。
めんどくさい系商品
一つ目が「めんどくさい系」の商品です。
どういうものかというと、
オーダーメイドで一つ一つ手作りするような商品です。
例えば、私のお客さんにオーダーメイドインソールのお店があります。
スポーツ障害になられた方向けに、足に負担をかけないようにするための
靴の中敷をオーダーメイドで一人一人に合わせて作ってくれます。
ちなみに「オーダーメイドインソール」で検索すると
haretaraといううちで制作したホームページが出てくると思います。
こちらです。→ http://haretara.jp/
一人一人に合わせてインソールを作るのでめんどくさい作業になるのですが
職人的な仕事なので、大手企業にはなかなかできません。
大手ができないということは大きなライバルがいないということですね。
「スポーツ障害者向けオーダーメイドインソール」という
ブランディングになっているわけです。
他にも、オーダーメイドの皮靴屋さんとか、時計の修理屋さんとか、
オーダーメイドの着ぐるみ屋さんなんて言うのもあります。
つまり、めんどくさい系の商品はそれだけでブランディングになり得るんです。
顧客フォロー
そしてもう一つは顧客フォローです。
例えば、お客さんに手書きのはがきを送ったりすることです。
時節の挨拶や、誕生日のキャンペーン、イベント告知などを手書きで送るんです。
大企業は大量生産大量販売ですので、一人一人手書きで送るなんてことはできません。
あとはお客さん一人一人に直接声がけしたりすることもめんどくさいですが
やるとやらないとでは全然効果が違ってきます。
私のお客さんにリフォーム屋さんがいますが
施工したお客さんと仲良くなって一緒に野球を見に行ったりすることもあるそうです。
そうなれば、繰り返しお客さんになってくれること間違いなしですね。
まとめ
「めんどくさい系戦略」いかがでしょうか。
めんどくさいことを積極的にしていくことでブランディングになりますので
めんどくさがらずに売上アップを目指しましょう。
今回ご紹介したオーダーメイドインソールのお店は
検索結果で上位に表示されています。
この結果になるまでには半年〜1年ほどかかっています。
業種やキーワードによって、かかる時間は違ってきますが
一旦上位に上がってしまえば、あとは定期的に少しずつ更新するだけで
この状態を維持できます。つまりネット上に営業マンができたわけです。
お金をかけずにWebを活用して業績アップをするためには
正しい戦略に基づいた実践・実行が必要です。
でも、全然難しいことではなく、ただただ日々コツコツと続けるという
実直さが必要なだけです。
詳しくは、この度「小さな会社のWeb戦略」と題したセミナー講師をさせていただきますので
ご興味のある方はこちらもご覧ください。