マイベストプロ愛知

コラム

小さな会社のブランディングとは? 【その2】「お金をかけないキャラクター戦略」

2018年3月25日 公開 / 2020年11月29日更新

テーマ:小さな会社のブランディング

コラムカテゴリ:ビジネス

お金をかけないキャラクター戦略

小さな会社ができるブランディングということで、
今回は第2回目になります。
「キャラクター戦略」について説明してみようと思います。

キャラクターといっても、ミッキーマウスやゆるキャラのような
マスコットキャラクターを作るというお話ではありません。

前回、差別化について書きました。
「差別化」=「目立つこと」
そして、好きになってもらう。
これができれば売りやすくなるということですが、
小さな会社ができる、一番簡単でお金がかからない方法が
「キャラクター戦略」になります。

キャラクターとはつまり、売主、経営者自身のことです。
売り手である、経営者自身を好きになってもらうことで、売りやすくするということです。

商品を売るのではなく、売り手である経営者のキャラクターを売る


マーケティングの重要なコンセプトに
「違いを作る、違いを売る」と言うものがあります。

でも商品はライバルが多い、低価格にも限度がある。といった場合
「違い」を作るのはとても難しいわけです。
多少の「違い」ではお客様に伝わらない。

でも、経営者自身は他の誰とも違う個性があります。
その個性を「違い」として打ち出せばいい。

“経営者の個性、キャラクターを好きになってもらい、売りやすい環境を作る。”

これがキャラクター戦略です。

例えば、スティーブ・ジョブズやジャパネットタカタの高田社長などがそうですね。

社長の個性を好きになってもらうと、
面白い社長だから買ってみよう。誠実そうな社長だから仕事を頼んでみよう。
となるわけです。
「好き」のベースになるものは信頼」です。
信頼できない人をお客様は好きにはならない。

自分をさらけ出す


つまり、経営者が自ら自分をさらけ出し、発信していく。
具体的には、販促物やホームページ、ブログ、SNSなどで
写真はもちろん、自分のプロフィール、好きなこと嫌いなこと
生い立ち、癖、性格などなど
さらけ出せるものはそんそん出していく。
そうすると、その人柄を好きになってくれる人が必ずいるものです。

私のお客様にもホームページの制作をするときに
社長の写真を載せましょうというお話しをさせていただくのですが
恥ずかしいからやめるという方ばかりです。
そんな中、写真をどーんとでっかく載せて、
自分をさらけ出している社長さんは、やはり成功しています。

勇気を出して一歩踏み出すだけでずいぶんと楽になるものです。

これは経営者に限定したことではなく、
誰にでも当てはまる、原理原則的なことだと思いますので
「キャラクター戦略」をどんどんやっていきましょう。

この記事を書いたプロ

松尾益秀

“まちのデザインやさん” として中小企業をサポート

松尾益秀(T.M.P.)

Share

関連するコラム

松尾益秀プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
070-5339-2851

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

松尾益秀

T.M.P.

担当松尾益秀(まつおみつひで)

地図・アクセス

松尾益秀のソーシャルメディア

youtube
YouTube
2021-12-23
instagram
Instagram
facebook
Facebook
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ愛知
  3. 愛知のビジネス
  4. 愛知の制作・クリエイティブ
  5. 松尾益秀
  6. コラム一覧
  7. 小さな会社のブランディングとは? 【その2】「お金をかけないキャラクター戦略」

© My Best Pro