近藤ひろえプロのご紹介
誰もが生き生きと働ける職場を目指して。自己肯定感を引き出し、具体的な行動に結びつく研修を提供(3/3)
「折れにくい心」と「心置きなく仕事に集中できる環境づくり」を強化。オンライン研修も開催
近藤さんの屋号「Liber(リベル)」は、「liberty (自由)」の語源を表すラテン語。この名前が、自身の活動理念にもつながっています。
「私たちは自由に見えて、実は『どうせ無理だ』といったマイナス思考や、『こうあるべき』などの思い込みで自分を縛っていることがあります。そんな不自由なマインドから解放し、一人でも多くの方が自分らしく生きるお手伝いをすることが、私の使命だと考えています」
起業して20年余り。2020年からオンライン研修も開催し、時代の流れに柔軟に合わせる近藤さん。今後の活動のキーワードとして挙げたのは「レジリエンス」と「心理的安全性」です。レジリエンスとは精神的回復力のことで、困難な状況に直面しても回復できる力。心理的安全性は、組織内で忌憚(きたん)なく自分の考え、気持ちを表現できる状態のことです。
「折れにくいしなやかな心を鍛え、心置きなく仕事に集中できる環境をつくる。ストレスへの対処法に加え、トラブルを予防するための研修を強化していきます」
また、キャリアを積む中で感じてきた“社会人の教育格差”の解消にも意欲を見せます。
「大手企業はたくさんのメニューから受けたい講座が選べる一方で、人員や予算が限られる中小企業は社員教育の機会が十分ではない印象です。従業員のみなさんが、個々の能力を発揮できないのは、本人にとっても会社にとってももったいないことです。研修内容、料金などケースバイケースで対応していきますので、一緒に可能性を伸ばしていきましょう」
(取材年月:2021年8月)
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