実はあまり知られていない、インバウンドが最も伸びている国・・・ベトナム!!

倉片稜

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テーマ:インバウンド

こんにちは。「外国人の活躍支援」をしているKUROFUNE株式会社の倉片です。

創業したての頃の写真


4年に1度の世界的祭典である「ラグビーW杯」が始まりましたね。
来年は56年ぶりの開催となる東京オリンピックが始まります。
2018年度の訪日外国人観光客はついに3000万人を超えました。
インバウンドの活況は年々増しています!!



当初は2020年の東京オリンピックに向けて、
訪日観光客を2000万人まで増やすという計画でしたが、
インバウンド需要の高まりで、2016年に目標の数値を上方修正しました。

▷2020年
訪日観光客:4000万人
訪日旅行消費額:8兆円
▷2030年
訪日観光客:6000万人
訪日旅行消費額:15兆円


観光庁「次世代ヘルスケア産業協議会第10回新事業創出WG」


2018年の世界の観光客のランキングを見ると、
1位・・・フランス 8940万人
2位・・・スペイン 8280万人
3位・・・アメリカ 7260万人
4位・・・中国 6290万人
5位・・・イタリア 6210万人
6位・・・トルコ 4580万人
7位・・・メキシコ 4140万人
8位・・・ドイツ 3890万人
となっているので、目標を達成できれば2020年に世界8位、
2030年に6位にまでランキングが上がることになります。


2030年の訪日旅行消費額目標の15兆円という数字ですが、
本田技研工業の2018年の売上高とほぼ一緒になるので、
「HONDA」を1社作るのと同じくらいの経済効果があり、
日本の一大産業へと生まれ変わりつつあります。

本田技研工業のHP



それでは訪日観光客を国別で見るとどの国が最も訪れているのでしょうか?


(日本政府観光局 JNTOより引用)

一番多いのは838万人来ている中国です。
中国・台湾・香港・韓国の4カ国と地域で全体の約75%を占めており、
訪日観光客は近隣の国々が大多数であることがわかります。



伸び率を見てみるとどうでしょうか?



伸び率をみると東南アジアと南欧の増加率が高いことがわかります。
その中でも一番の増加率を誇っているのが「ベトナム」です。
2018年は増加率が26%で推移しており、約40万人のベトナム人が昨年は観光に来ました。

ベトナム人の労働者は2番目に多く、また留学生の数も2番目に多くなっています。
そのため今後は観光客数が急増してくることが予想され、
日本の訪日観光客数の伸びに大きく貢献してくると思われます!



またベトナムはインバウンドでの消費額が大きいことでも知られています。



こちらは日本経済新聞の調査から引用したものになります。
「ベトナム人」の総旅行支出額は「爆買い」をする中国人よりも多くなっています。

特にご飯を食べたり買い物をするのが好きなベトナム人は、
飲食代や買い物代にお金をかける傾向にあります。
「旅行単価の高い」ベトナムのお客様にいかに満足していただけるかが、
今後のインバウンド産業のカギになりそうです。


日本ではまだまだベトナム対応している飲食店や宿泊施設、そして小売店が少ない状況です。
今後のインバウンド需要を見越して少しずつ準備を始めてみるのはいかがでしょうか?



ベトナム人向けのインバウンドをどのように始めたらいいのか気になる方は、
KUROFUNE株式会社にご相談ください!
Tel:052-265-6549
Mail:info@kurofune-inc.jp


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倉片稜(高度外国人材の活用コンサルタント)

KUROFUNE株式会社

自社が運営する在日外国人向けメディア「WABISABI-MEDIA」では、高度な技術と高い日本語能力をもった外国人向けに、求人情報や日本の文化・生活についての情報を発信しています。

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