コラム
岩手大学さんにてお話させていただきました
2019年9月30日 公開 / 2021年1月7日更新
こんにちは。「外国人の活躍支援」をしているKUROFUNE株式会社の倉片です。
岩手大学の「地域課題演習A」という授業にてゲストスピーカーとしてお話させていただきました!
この授業は岩手県にある各地域に訪問して、
その後グループで地域課題について議論してまとめるという授業になります。
授業には岩手県の各自治体の方(盛岡市・八幡平市・久慈市・釜石市・滝沢市・奥州市)も
参加されて地域の悩みを直接肌で感じることができます。
今回は地域課題の一つである労働力というところに焦点を当てて、お話させて頂きました。
岩手県の人口のピークは実は1962年の149万人です。
日本の人口のピークが2008年なので岩手県は人口のピークが全国よりも46年も早く訪れています。
その後ゆるやかに減少を続けていき、2019年6月には123万人まで減少しています。
2030年には109万人まで減少すると予想されています。
この6年で外国人労働者の数は2倍になっていますが、
同じように岩手県の外国人労働者の数も急増しています。
年間600人くらいのペースで増加していて、2018年には4509人になりました。
このペースで今後も増えていくと予想されます。
2018(平成30年)いわて国際交流要覧
ここで気づくのが増えている外国人のほとんどが「技能実習生」であることです。
「技能実習生」というのは日本で技能を勉強することを目的として、
80業種144作業に限定して、単純労働を認めているビザとなります。
ほとんどの方が3年で母国に帰るビザとなります。
この「技能実習生」が外国人労働者の約60%を占めていて、
単純労働を行う人がメインであることがわかります。
技能実習生の占める割合が全国平均が21.1%であることを考えると、
岩手県では技能実習生の比率が高いことがわかります。
熊本県菊池市でも現在動いておりますが、菊池市と同じように技能実習生が急増してくると
①企業・②技能実習生・③自治体のそれぞれで悩みが出てきます。
熊本県菊池市にて「ベトナム人の活躍」のための視察をしてきました
この悩みのせいで、企業においては業務に支障が出てきたり、
またせっかく日本に来た外国人材が地域に根付いてくれなかったりして、
誰にとっても好ましくない状態が生まれてしまっているのです。
KUROFUNE株式会社は、
企業にとっても、外国人(高度人材・留学生・技能実習生)にとっても、
自治体にとっても好ましい「外国人が活躍できる社会」を実現することを目指しています。
いま関わっている熊本県菊池市や岩手県、そして愛知県の企業の皆様だけでなく、
全国各地にてお悩みなどございましたら是非ともお気軽にご相談ください!
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