［経済産業省］令和4年度第二次補正予算 事業再構築補助金①/愛知・名古屋
令和4年3月28日（月）から令和二年度第三次補正・令和三年度補正「事業再構築補助金」の第6回公募が開始となりました。第6回公募は、前回（第5回）から大きく変更されています。今回は、その変更点についてご紹介します。
【事業再構築補助金（第6回）公募スケジュール】
まずは、「事業再構築補助金」のスケジュールについて確認しましょう。
公募開始：令和4年3月28日（月）
申請受付：令和4年5月下旬～6月上旬予定
応募締切：令和4年6月30日（木）18：00
申請は、電子申請システムで行います。その際にGビズIDプライムアカウントが必要となります。
第5回公募からの変更点
第6回公募から「売上高10％減少要件の緩和」や新設枠の創設、通常枠の補助上限額の見直し等大きな変更点が多くあります。新設枠の創設により事業の幅が広がる可能性もあります。しっかり確認していきましょう。
1.売上高10％減少要件の緩和
「2020年4月以降の連続する6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前と比較して10％以上減少していること」のみを要件とするよう要件が緩和されました。
2.回復・再生応援枠の新設
・引き続き業況が厳しい事業者や事業再生に取り組む事業者を対象として、最大1,500万円まで、中小企業については補助率を3/4に引き上げ。
・事業再構築指針の要件である、「主要な設備の変更」を求められない。
※回復・再生応援枠の新設に伴い緊急事態宣言特別枠は廃止
3.グリーン成長枠の創設
・グリーン分野での事業再構築を通じて高い成長を目指す事業者を対象に、補助上限額を最大1.5億円まで引き上げ。
・売上高10％減少要件を課さない。
※グリーン成長枠の創設に伴い、卒業枠・グローバルV字回復枠は廃止
・グリーン成長枠は、特例的に過去に支援を受けたことがある事業者も再度申請することが可能。ただし、支援を受けることができる回数の上限は2回。
※通常、事業再構築補助金では1事業者につき支援を受けることが出来る回数は1回
4.通常枠の補助上限額の見直し
・より多くの事業者を支援するため、通常枠の補助上限額について授業員規模に応じ、従来の4,000万円、6,000万円、8000万円から2,000万円、4,000万円、6,000万円、8,000万円に見直し。
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