平成28年度第2次補正予算 地域未来投資促進事業(ものづくり補助金)/愛知・名古屋
採択される申請書は何が違う?
申請する補助金を決めたら、実際に申請書類を作成していく必要がありますが、初めて作成する場合、何をどう書いたらいいのだろう…と、とてもハードルの高いものに感じてしまいます。
補助金の申請書には、記入例がついています。多くの申請者はこの記入例を見て、同じようなレベルで申請書を作成していることが多いのですが、記入例は、とてもあっさりと書かれているので、記入例の通りに申請書を作成していると内容が不十分でなかなか採択されません。
では、採択されるためにはどうしたらいいのでしょうか?
採択される申請書を作成するには、5つのコツがあります。
①審査の基準となる審査項目を一つ一つ押さえる
公募要領には審査の基準となる審査項目が記載されています。審査員は、審査基準に従って審査をします。この審査項目を一つ一つ押さえていくことが重要です。補助金を提供する側の求めることは何か、求められているレベルを確認するためにも、申請書を作成する際には、必ず審査項目を確認してください。
②事業者のやる気の伝わる書類を作る
どのように他社と差別化をし、競争力を強化するのか、自社の強みを生かしたアピールポイントを明確にすることが重要です。このアピールポイントに裏付けがあり説得力があると、多くの審査項目の評価に良い影響を及ぼします。
③分かりやすく表現する
補助金の審査員は、多くの場合は大学教授や研究所長、大企業の役員、コンサルタントなどの知識人です。特定の分野では知識と経験を持っていますが、補助金は、あらゆる分野の企業が申請します。すべての分野に詳しい人はいません。基本的には素人が読み、審査をすると考えて、誰が読んでも短時間で理解できるようにすることが重要です。
文章だけでなく、図や写真なども使いながら表現していくと、理解しやすくなり、記憶にも残りやすくなります。また、当たり前のように使ってしまいがちな専門用語にも注意しましょう。
④ストーリーがあるか
流れるようなストーリーだと、バラバラに説明されるよりも、審査員は深く理解することができます。深く理解することで、事業の必要性に共感を得ることができるのです。
なぜこの事業をするのか、どのようにして成功させるのか、将来的にはどのようなことを考えているのか、これらをストーリーにし、補助金を提供する側の立場に立って説明することが重要です。補助金の趣旨を理解し、それを実現するというストーリー展開を考えましょう。
⑤地域社会への貢献が見込まれる事業であるか
この事業を行うことで、どれだけの波及効果があり、地域の雇用や経済へこれだけの貢献ができる、地域振興に役立つということを申請書の中に入れていきましょう。
以上が採択される申請書を作成する5つのコツです。採択されるためにはこれらを全てクリアする必要があります。ぜひ参考にしてください。
当社は、補助金の申請サポートを行っております。また、採択後のアフターフォローも充実しておりますので、安心してお任せいただけます。補助金の申請でお困りの場合はぜひ一度ご相談ください。初回のご相談については、“無料”にて行っております。
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代表取締役 鈴木 謙彰
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