平成27年度補正 中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業(予算案)/ 愛知・名古屋
具体的な補助金ってどんなものがあるの?②
【研究開発に活用できる補助金(経済産業省)】
研究開発に活用できる補助金で代表的なものは、「戦略的基盤技術高度化支援事業」(通称「サポイン事業」)や「SBIR(中小企業技術革新制度)」と呼ばれるものがあります。
[1]戦略的基盤技術高度化支援事業(通称「サポイン事業」)
サポインとは、「サポートインダストリー」の略で、日本の製造業を支える中小企業のものづくり基盤技術のことを指しています。「サポイン事業」は、精密加工、立体造形、表面処理等の特定ものづくり基盤技術の高度化・新技術の開発に向けて、中小企業が川下企業や研究機関等と協力して行う研究開発を国が支援するものです。
補助事業期間は2年度または3年度で、補助金額は、補助事業あたり、初年度4,500万円以内となっています。
[2]SBIR(中小企業技術革新制度)
「SBIR(中小企業技術革新制度)」とは、中小企業者の研究開発とその成果の事業化を一貫して支援する制度です。研究開発のための補助金等の中から、中小企業者が活用して事業を行えるものを選び、SBIR特定補助金等として指定されています。
SBIR制度は、省庁横断的な制度であり、現在SBIR制度に参加している省庁は、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省の7省です。各省から、毎年100を超える補助金等がSBIR特定補助金等としての指定を受けています。
また、SBIR特定補助金等の交付を受けた中小企業者が研究開発を行い、その成果を事業化する際にも様々な支援策を受けることができます。
《事業化までの支援策》
①低金利融資を受けられる
日本政策金融公庫にて、低金利での融資を受けることが可能となります。
②特許料等の減免
SBIR特定補助金等の交付を受けて行う研究開発事業の成果における発明特許について、特許料等の減免を受けることができます。
③債務保証枠の拡大
中小企業信用保険制度のうち新事業開拓保険制度において、債務保証枠の拡大や担保・第三者保証人が不要な特別枠を利用することが可能となります。
④国などの入札へ参加が可能
特例措置として、参加しようとする入札物件等の分野における技術力を証明できれば、入札参加資格のランクや過去の納入実績にかかわらず、入札参加が可能になります。
⑤中小企業投資育成株式会社法の特例が適用
中小企業投資育成会社からの投資対象について、以下の方であっても投資を受けることができるようになります。
・資本の額が3億円を超える株式会社を設立する場合
・資本の額が3億円を超える株式会社が事業活動をするために必要とする資金の調達をする場合
当社では、お客様の状況に合わせた的確な情報提供、ご提案、申請サポートを行っております。
「サポイン事業」や「SBIR(中小企業技術革新制度)」について、ご質問やご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。
初回のご相談については、“無料”にて行っております。その他の補助金・助成金についても相談受付中です。
株式会社KSビジネスコンサルティング
代表取締役 鈴木 謙彰
(中小企業診断士/社会保険労務士)
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