(生前整理)認知症・・・保険が受け取れなくなる場合
今回は、遺品整理時や生前整理時に、お客様が整理をするかどうか悩んでいる場合や、「他の方はどうされているのですか?」と質問を受ける場合があるので、これらについて記述をしていきます。
また処分や売却の仕方などについても補足してゆきます。
まずは、他のアンケート調査からの引用です。
「実家の片付けで処分に困るもの」・・・611回答
1位「写真・思い出の品」 134票
2位「趣味・収集品」 107票
3位「家具・家電」 105票
4位「仏壇」 66票
5位「衣類」 65票
6位「食器」 56票
7位「着物」 46票
8位「宝石・貴金属」 21票
9位「その他 遺骨・先祖代々の物等」 11票
まず1位の「写真・思い出の品」ですが、ほとんどの方は、数枚写真を残し、後は廃棄されます。
よってお客様より「他の方はどうされているのですか?」と質問を受けた場合は、「自分の写真ですら見ないのに、沢山残しても押入れの奥に入れて見ない可能性が高いので、故人を思い出せる写真数枚を取っておけば良いのではないでしょうか」とお話いたします。
またご自宅にスキャナー等があれば、写真はデジタル化していくのも一つの方法であり、もっと簡単なのは、スマホで故人の写真や思い出の品を撮っておくと言う方法もあります。
沢山の思い出の品を捨てられない方もいらっしゃいますが、私が故人を偲ぶ事で一番大切な事と思うのが、故人を思い出してあげる事だと思っております。
ですから、沢山の思い出の品が、タンスや押入れ、倉庫に眠ったままになる事は、あまり良い事ではないとお話しすることが在ります。
よって、故人を毎日思い出してあげられる環境作り(目に見える所に写真を飾る等)や、自らの生活のルーティーンに故人を思う時間やタイミングを作ってみるのも一つの方法だと思います。
ちなみに、私の方法は、末の娘が双子で、まだ小さい事から、彼女達の名前や年齢を聞く際に、併せて「おじいちゃんのお名前は?」と1日に1回聞くようにしています。
父が、生前に見ずに生まれた孫が、自分の名前を毎日呼んでくれる・・・多分、父はあの世で喜んでいると思います。
その1は以上です。(その2に続く。2月に掲載予定です。)
こころテラス東海は、遺品整理や生前整理の経験豊富な業者です。
今回の記述以外に、不動産の売却、車両の売却、解体などの問題もありますが、関連会社に不動産会社がある事と、こころテラス東海には解体工事の許可も取得しており、これら全てに対応可能です。
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