失敗できる教室をICTでつくる〜「やり直せる」が、学びを深くする〜
「うちの子、今日学校で何をしたの?」
「タブレットばかり触っているけど、何を学んでいるの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
ICTが導入され、子どもたちが1人1台の端末を使って学ぶようになった今。
教室の風景は大きく変わりました。けれど、保護者から見ると、その実態は「タブレットをどうやって授業に活用しているのだろう」と疑問に思われることもあるでしょう。
かつては、ランドセルから出てきたプリントや、手書きのノート、教科書の折り目が、学びの証でした。
でも今は、課題も連絡も、クラウド上で完結していることがあります。子どもがタブレットばかり見ていると思っていたら、宿題をやっていた、というご経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
だからこそ、「見える化」がますます重要になっています。
たとえば最近では、学校からの連絡をアプリで配信したり、(まだまだ一部ですが)授業で使用したスライドや子どもたちの作品をクラウドで保護者に共有する仕組みが広がりつつあります。
「今日、子どもが書いた作品がスマートフォンから見られました」
「どんな教材を使っているか知れて、安心しました」
そうした声を、保護者の間で聞くようになりました。
また、学年通信や行事予定も、紙からデジタル配信に変わることで、「どこからでもすぐ確認できる」安心感につながっています。
もちろん、「全部オンライン」で済ませるのが良いわけではありません。紙の良さが発揮される場面では紙を使い、デジタルの良さが発揮できる場面でデジタルを使うという風にすれば良いのです。
どちらの方法でも、保護者が「知ることができる」状態であることは、学校への信頼感に直結するのです。
私たちICT支援員も、「保護者にどう伝えればよいか」と悩む先生に、わかりやすい資料の作成を手伝ったり、説明方法を一緒に考えたりしています。
ICTの専門家であり、「伝え方の支援者」でもあるのが支援員の役割です。生成AIを活用して、誤字脱字チェックをしたり、表現の方法を確認したりして、先生方の時間を作るご支援もしています。
学校と家庭がつながる第一歩は、「情報を開く」こと。
そして、その橋渡しをするのが、ICTというツールです。
子どもたちの学びが、家庭にも届く。
そんな「見える学校」が、保護者の安心を支えています。
ハイパーブレインでは、学校の大きなステークホルダーである子どもたちや保護者の皆さんが安心できるよう、先生方をご支援し、保護者対象の研修会等を実施しています。
どなたもお気軽にお問い合わせください。



