組織で仕事をするということ
苦労話ばかりでは、なんでその仕事をやってるんだと思われる方もいらっしゃるでしょう。
ICT支援員はとても楽しい仕事だからこそ、もっとここを良くしたらみんなハッピー! ということについて、発信しているわけですが、楽しい面もどんどん発表したいと思います。
楽しいこと1 子どもたちが慕ってくれる
タブレットの調子が悪い時、子どもたちが「なおしてー」と相談に来ることもあります。いろいろ工夫して調子が戻ると「ありがとう!」と目をきらきらさせて喜んでくれます。そういう子どもたちが増えると、訪問して顔を見かけたら「せんせー!!」と駆け寄ってくれます。とっても嬉しい瞬間です。そして、そう言われる度に子どもたちにとっては学校にいる大人は「先生」なのだな、と気を引き締めます。
楽しいこと2 役に立てたという実感が大きい
人間は社会的動物ですから「自分が人の役に立てた」と思うと喜びを感じるのではと思います。先生方がお困りの時に、サポートして困りごとを解決すると「ありがとう」と言っていただけます。職員室の一部がネットワーク不通になった、というような際、スパゲッティのような配線を辿って原因を探し、解決すると「本当に助かったよ、ありがとう!!」と大喜びしていただけます。お客様から直接感謝の言葉を聞けるということはなかなかないのではないでしょうか。
楽しいこと3 今学校でどんなことがなされているかわかる
自分が子どもの頃受けた教育と、現在の教育が大きく違うということはなんとなくわかります。どんな教育なのかな、ということについて実際に学校にいると「こんなことになっているのか……!」と驚くと同時に嬉しくなります。知りたいと思うことが知れるのはとても楽しいですし、学校でここまでやっているのなら、家でタブレットを使うことについてむやみやたらと制限しない方がいいんだな、ということも分かります。(全然制限しないのではないですよ。絶対使っちゃダメみたいな0か1か論ではないということです)
メリット
ICT支援員の勤務時間は自治体によってバラバラですが、最近8時間拘束7時間勤務、というのをよく見かけるようになりました。
自分の住んでいる自治体でICT支援員になると、家の近くに勤務することもあります。私は徒歩圏の学校(学区ではない)に訪問することもありましたので、子どもが小さな時などは大きなメリットを感じました。
ICT支援員は楽しい仕事です
色々な楽しいことがあるICT支援員という仕事が、働きやすい仕事になるように、私はこれからも発信を続けます。