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未来の介護

鶴田昌生

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先週、ポートメッセなごやで「ウェルフェア2014」国際福祉健康産業展があって、行ってみたのでした。
足腰が弱った方々にとって、体重を支えながら移動するということが一番大変なのではないか、と思います。車椅子もその一助となるわけですし、一番簡便なツールは「手摺」ということになるのかもしれません。
家人が介助するとしても、体重を支える負担は大きいものです。
そんな場合に役に立つ、画期的なものがあれば良いなあと、そんなことを思いつつ出かけたのでした。
もしかすると介護ロボットの本格的なのが見られるのではないか、という期待もあったのですが、さすがにそこまでのものはなく、もっと現実的な展示。
日本を代表するクルマメーカーのほとんどが車椅子対応の車両を並べて特徴を売り込んでましたし、部分的なパワードスーツのような製品もありました。
住宅用の移動用リフトや段差解消機なども新型がいろいろ展示されていて、小型で使いやすく、デザインも洗練されてました。
介護食についての展示やサービス付き高齢者住宅の紹介、終活に関するブースまであり、「健康」や「幸福」ってことをいろいろと考えさせられました。
今回行くにあたっては、久々に「あおなみ線」を利用。そういえば、あそこにSLを走らせる話を市長がしていたような・・・。ほんとに走ったら面白いでしょうね。

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鶴田昌生
専門家

鶴田昌生(一級建築士)

クレイン建築設計

個人住宅に限らず、店舗や医院など事業用建物まで幅広く手がける。前職では、神社のプロジェクトまで担当したほど、活躍のフィールドは広い。建て主の漠然とした要望にも豊富な経験を生かして応える。

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