成田光俊プロのご紹介
大切な仏像を未来につなげるお手伝い(2/3)
涙を流し仏像に手を合わせる檀家に心洗われ
会社は1960年、父親が総合商社として創業。70年代に当時ニーズが急増していた仏像の販売に事業を集約しました。成田さんは大学卒業後に入社し、2004年に代表取締役就任。現在は寺院用仏像の製造販売と修復、在家(家庭)用仏像の製造販売と修復を手掛けています。
「特に修復事業は大変喜んでいただき、いい仕事だと感じるとともに、お仏像という存在の重みやありがたみを学ばせてもらっています。ある寺院から修復を引き受けた際は、きれいになったお仏像に涙を流しながら手を合わせる檀家さんの姿を目にし、心が洗われる思いでした」
ある農家が代々所有する仏像を修復した際は、丁寧な仕事が喜ばれ、帰りがけに一俵分の新米を贈られたこともあるそうです。飾らない笑顔で、自身の性格を「手抜きができない。ばか正直」と表現する成田さん。真面目で誠実な仕事ぶりが顧客との信頼関係を生んできました。
「代々受け継いできたお仏像は、どんなに古くなっても直して後世に伝えていってほしいです。よく『立派なお仏像やお仏壇がある家は栄える』と言われていますが、これは迷信というよりも、先祖や故人を敬い、大切にする人はそれだけ周りの人のことも大切にできるからだと思うのです」。仏像を通じて子孫繁栄を願った先祖に感謝し、今ある幸せを再認識しながら、さらに次の世代に思いをつなぐ―。成田さんは仏像の意義をこのように考えています。
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