ネルソン・マンデラの名言「I never lose. Either I win or learn.(私は決して負けない。勝つか学ぶかだ。)」(2021.11.24)

榊原宏昌

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テーマ:日々の仕事から


ネルソン・マンデラの名言「I never lose. Either I win or learn.(私は決して負けない。勝つか学ぶかだ。)」

以下、英語名言ラーニングより

理不尽に刑務所に27年間も投獄されながらも差別と闘い続け、
ノーベル平和賞を受賞した元南アフリカ大統領、ネルソン・マンデラ氏の言葉です。

南アフリカの村の部族長の子として生まれたマンデラは、
幼いころから部族社会の歴史や、部族長としての指導的振る舞いなどを見て育ち、
2つの大学で法の学士号を取ると、アパルトヘイト(人種を差別する法律)に反対する運動を始め、
ヨハネスブルクで初の黒人の弁護士事務所を設立します。

その後、対話に武力で応じようとする政府に、マンデラの勢力も武装すると、
テロリストとみなされ国家反逆罪で逮捕され、終身刑が言い渡されます。

刑務所内では、手紙のやり取りは6カ月に一回、面会は一年に30分だけ、
採石場でのきつい肉体労働を強いられ、ベッドもない小さな独房に入れられるなど、
酷い環境で体を痛めつつも、白人との対話に必要なアフリカーンス語の言語を学んだり、
当時は白人のスポーツであったラグビーの研究をしたり、
通信教育で大学の学士号を取るなど、勉学を続けます。

やがて、人種差別撤廃の動きが世界で活発になると、
マンデラ釈放に対する世界からの声も多くなり、
政府は方針を転換し、マンデラは27年間の獄中生活にピリオドを打ちます。

釈放されたマンデラは所属していた政治団体の議長に就任し、
白人政党との対話を続け、アパルトヘイト撤廃を働きかけ続けます

その対話が実り、南アフリカ初の全人種による議会選挙が行われ、
マンデラは大統領に就任することになり、
ようやくアパルトヘイトは完全に撤廃されることになります。

その平和的な働きかけによる差別撤廃により、ノーベル平和賞を授与されています。

恐らく、ここまで辛酸をなめ、苦労を重ねて大統領になった人は他にいなんじゃないかと思います。

そんなマンデラの、不屈の名言です。

ネルソン・マンデラにとって、負ける、という行為は存在しないのでしょう。
勝たないことは負けることではなく、学ぶことである、
と考えられたらこんなに強いことはありません。

その学びを次の闘いに生かし、学んだらまた次の闘いに、と、勝つまで永遠に挑み続けられます。
独房に27年間も入れられながら、腐らずに勉強を続けたマンデラ氏は、まさに勝つまで学び続けました。

それに比べたら自分ももっとやれるんじゃないか、と思わされる深い言葉です。

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榊原宏昌
専門家

榊原宏昌(経営コンサルタント)

天晴れ介護サービス総合教育研究所

介護職、ケアマネジャー、管理者・本部責任者として15年間介護現場の実務とマネジメントを担当。その経験を生かし、経営幹部、管理者、ケアマネジャー、介護職らに実践的で明快なコンセプトとノウハウを提供する。

榊原宏昌プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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