今日は夕方から東京です。面談後、新潟へ移動です。(2018.7.25)
介護給付費分科会、居宅介護支援の改定の行方
社会保障審議会介護給付費分科会(第190回)より抜粋
論点①逓減制
検討の方向(案)
逓減制について、居宅介護支援費(Ⅱ)・(Ⅲ)の算定状況、
また、経営状況や報酬体系の簡素化等の観点を踏まえ、
質の高いケアマネジメントを実施するため、
ICTの活用や事務職員の配置等の
一定の要件を満たした場合の取扱い等について検討してはどうか。
論点②質の高いケアマネジメント
検討の方向(案)
居宅介護支援の特定事業所加算について、
質の高いケアマネジメントとする観点から、
また、医療や介護に加え、インフォーマルサービスも含めた
多様な生活支援が包括的に提供されるような
居宅サービス計画の作成を推進していく観点も踏まえつつ、
要件の見直しや評価軸が異なる加算(Ⅳ)の在り方について、検討してはどうか。
居宅介護支援事業所のケアマネジメントの強化を図るため、
・情報公表制度等も活用しながら、公正中立性を高める方策
・「適切なケアマネジメント手法」等も活用しながら、資質向上や業務効率化等を図る方策
についてどのように考えるか。
論点③通院時の情報連携
検討の方向(案)
医療と介護の連携を強化し、適切なケアマネジメントや質の向上を進める観点から、
介護支援専門員と医療機関の通院時に係る情報連携の評価について、検討してはどうか。
論点④緊急的な対応に係る実費の徴収
検討の方向(案)
ケアマネジャーがその役割を効果的に果たしながら
質の高いケアマネジメントを実現できる環境整備を進める観点から、
緊急時等に業務外として生じた業務に係る費用については
実費徴収が可能であることを明確化することを、検討してはどうか。
論点⑤サービス利用前の相談・調整等に係る評価の在り方
検討の方向(案)
ケアマネジャーがその役割を効果的に果たしながら
質の高いケアマネジメントを実現できる環境整備を進める観点から、
介護保険サービス利用を前提に退所時等に必要なケアマネジメントの対応を行ったが、
利用者の事情等により、サービス利用につながらなかった場合の評価の在り方について、
検討してはどうか。
論点⑥介護予防支援
検討の方向(案)
介護予防支援におけるケアマネジメント業務について、
要支援者等に対する適切なケアマネジメントを実現する観点から、
業務量の状況等も踏まえながら、
地域包括支援センターが外部委託を行いやすい
環境の整備を進めるための支援について検討してはどうか。