今日は新潟の社会福祉法人さんです。地域のケアマネさんと合同研修会でした。(2018.7.10)
藤井棋士についてのなるほど!のコメントです。
「探究」の言葉の意味を改めて学びました。
また、コメント欄の
「あこがれの棋士はいない。最強の棋士が目標」
という言葉にも、大きくうなずきました(^^)/
僕もかくありたいです!
鳥飼 重和 氏のFB記事(2020.8.24)より
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藤井聡太さんが棋聖と王位の二冠を達成。
18歳の少年による快挙で、凄いことだ。
ただ、「凄い」で終わらせて良いのか?
なぜ、凄いことができたのか?
それを考えてみる価値があるのでは?
18歳の少年の快挙の必然性が分かれば、
自分の未来に凄いことができるかも?
40歳、60歳、80歳を超えた自分でも。
プロ将棋の世界は、戦国時代そのもの。
勝つか、負けるかの厳しい闘争の世界。
藤井少年は織田信長に憧れているらしい。
信長は若くして、天下布武を掲げていた。
日本一という最強の武将を目指していた。
藤井少年も同じように、心の中では、
羽生九段等の強い棋士達に圧倒されず、
戦う前に彼らを飲み込んでいたのだ。
藤井少年は、勝負する前に「必ず勝てる」
という必勝の心構えがあったと思われる。
対局で、想定外の厳しい手を打たれても、
必ず乗り越える手を発見できると信じた。
桶狭間の戦いに勝利した信長の発想であり、
同様に藤井二冠が心に刻んでいるのは、
「探究」という言葉に集約したものだ。
「探究」は、危機を乗り越える心構えで、
一休禅師の危機の打破の名言に通じる。
「大丈夫だ、心配ない、何とかなる」
この心構えを藤井少年は持っていた。
今までにない厳しい手を打たれても、
「凄い手だ、困ったな、どうしよう」
などとは、露ほども考えないだろう。
「大丈夫、何とかなるさ」と思う。
その結果,今までにない妙手を生み出す。
必ず危機を打破する手を探せることを
「探究」という言葉に集約したのだろう。
この言葉を持っていることで、藤井少年は、
対局前から、勝利宣言をしていたのである。
これは、将棋という勝負の世界だけでなく、
戦いの性質を持つ人生にも通じる気がする。
藤井少年は二冠となり、我々の人生における
荒波を乗り越えるヒントを与えてくれた。
藤井少年の二冠達成は必然だった気がする。
藤井少年の発想は信長の「和魂洋才」に似た
一休禅師に学ぶ「和魂禅才」の発想なのだ。
コロナ後の時代を乗り越えて発展するには、
「和魂洋才」「和魂禅才」が必要な気がする。